吉川市の文化財保護の取組み 審議会を傍聴 |  みどり色の地球

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吉川市では審議会や協議会・委員会が日々行われていて、開催予定がHPに掲載されています。

興味がある審議会は勿論ですが、あまり関心のない審議会でも、時間が合うと覗くようにしています。日頃見えない・気にしない様々な取り組みを知ることができます。

 

「吉川市文化財保護審議会」

本日は「吉川市文化財保護審議会」の傍聴をいたしました。感心がある・ないで言うと、どちらかと言えば後者です(すみません)。しかし、そのような審議会は、新しい発見がたくさんあり楽しい時間となります。当審議会は教育委員会の管轄で文化財保護に関する教育委員会の諮問の審議、また必要な事項の建議を行います。戸張教育長から委嘱状をお渡しし、元教育長の染谷宗壱さんを会長に、内藤勝雄先生を副会長に選出して議事がスタートしました。

 

吉川市では昭和31年に「越ケ谷のシラコバト」の国による天然記念物指定から始まり、県指定の清浄寺「南無仏板碑」「西念法師塔」、「密厳院のイチョウ」、「常勝寺銅鐘」、そして市指定の文化財が42個ありました。さらに、今年3月27日に43個目と44個目の文化財が指定されたことが報告されました。個人所有の「正慶二年銘阿弥陀一尊種子板碑」と延命寺所有の「文明十二年銘阿弥陀三尊種子板碑」の2つです。

今年は勝海舟の「郁文学校(名称は検討中)」が候補に挙がっていて、調査を継続していきます。

 

今年の行事として「文化財めぐり」、「子ども歴史学習会」「古文書教室」「文化財防火デー」を開催予定。吉川市の歴史」パネル巡回展では吉川市の3偉人(大沢雄一・宮崎吉之助・富山栄市をパネルにし、小学校・公共施設を巡回していくそうです。

吉川市HPより

 

郷土資料館

郷土資料館の展示替えが行われ、4つのテーマ「昔のくらし」「川のめぐみ」「米づくり」「藁工品」で吉川市の歴史や文化が紹介されています。

また体験コーナーでは石臼を引いたり、俵を持ち上げたり、昔の道具に触れることもできます。残念ですが、現在感染症予防対策のため現在は中止だそうです。

 

改めて郷土資料館に足を運びたいと思いました。

 

開館日 毎週土曜日(令和2年度は9月~11月の開館)

      休館中も1週間前までに予約をすれば見学できます。

時間 午前10時から午後4時

住所 吉川市中井2-151-1(吉川駅北口から吉川市役所行バス「集会所前」下車 徒歩10分)

お問合せ 開館時 090-5560-4721

       閉館時 048-984-3563(文化財保護担当)