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がん家族セラピスト 酒井たえこ

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平成の時のことです。

私の父は食道がんを患っていました。

もう治療も出来ないほど、病状はすすみ

父はやせ細りせん妄が出た頃

 

 

 

 

 

 

 

父の友人がお見舞いに来てくれたんです。

 

 

 

 

 

 

でも、

父も今の姿を見せたくないと言うので

お見舞いを断りました。泣くうさぎ

 

 

 

 

 

 

 

私もせん妄の父を見せたくなかった。

頬がこけた顔で

点滴の棒を投げて暴れだし

時には、「ドロボー ドロボー」と大声で叫ぶ姿は、いつも優しい父の姿ではありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

父の葬儀の時、お見舞いに来て下さった

父の友人から

 

 

 

 

 

 

『なんであの時合わせてくれなかったんだ!」

と声を荒げて怒られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

けど私は判断を間違えてないと思ってます。

 

 

 

 

 

このブログを読んで下さっている

がん家族さんはご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

 

「せん妄」という言葉を。

 

 

 

 

 

 

 

普段は優しい患者が、最近変なことを言ったり乱暴になったりする症状のことです。

これは認知症になったのではと

混乱するがん家族は少なくないです。

 

 

 

 

 

この症状を「せん妄」と言います。

 

 

 

 

 

がん家族さんの中には

患者の優しい顔を知っているからその姿が辛く、

医師に相談していのかわからないと言われる方がいます。

 

 

 

 

 

大丈夫。医師に相談していいんです。

医師は原因を探り、対処してくれます。

 

 

 

 

医師や看護師さんにどう相談すればいいの?

 

まずはこの2つを伝えましょう。

 

 

 

 

 

★以前はこんな性格だったが、

最近の変化はこんな感じになった

 

★いつから変化がでたのか

 

 

 

 

 

まずはこの2つを伝えましょう。

 

 

 

 

 

せん妄は、原因によって対応が違うので

医師は何が原因なのかを調べ、対応してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

がん患者さんの「せん妄」は

家族にとって本当に辛いものです。泣くうさぎ

 

 

 

だから一人で抱えこまないで下さいね。

医師に伝えれることなんですよ。

 

 





▼▼▼

私も準学会員として勉強をさせて頂いている

日本がんサポーティブケア学会と日本サイコオンコロジー学会が『がん患者におけるせん妄ガイドライン2019年版』を作成。

参考に記事を添付しておきますね。



https://oncolo.jp/news/20190909ak



国立がん研究センターの記事もわかりやすく説明されています。

https://www.ncc.go.jp/jp/information/column/manabou_doctor/035/index.html









読んで欲しい記事です。参考になるかも




わたしの著書です



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