先週17日にオンライン講座「生き物目線のがん講座」前期(3講座)終了しました。

【“人体という生態系”に生息する細胞が、なぜ“がんという形態”になって生きようとするのか?】

今までにないテーマ設定ゆえに4.5時間では言葉足らずの感がありましたが、何かしら受けとってもらえたらうれしく思います。

人工化が進む環境の中で生活する私たちは、身体という自然物を人工的、効率的に扱いがちです。でもベースはワイルドライフ(野生生物)です。どんなことしても寿命を全うしようという生命プログラムがプリセット(初期設定)されています。そのために細胞は常に“環境”を観察して自らの振る舞いや生き方を変えています。

そのなかで、がんはどんな環境でも生きぬこうとする力が強く働き過ぎて増殖システムに誤作動が生じていると考えられます。だから穏やかにしていられる環境を作ってあげようという勉強をしました。

中期以降の講座では、細胞が穏やかに暮らせる環境作りについて参加者さんと一緒に学びたいと思います。

 

 

 



【中期・後期の日程と予定している講座内容】

第1講座(6/19、10/16)
「穏やかながんでいてもらうために~体内環境編」

第2講座(7/17、11/20)
「穏やかながんでいてもらうために~生活環境編」

第3講座(8/21、12/18)
「穏やかながんでいてもらうために~脳内環境編」


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