男性がん患者さんとの相談で浮き上がってくる意識に、
【男たるもの~でなければならない】という男性像があります。
「強くなければならない」
「経済力がなければならない」
「小さくまとまってはいけない」
「出世しなければならない」
「常に勝たねばならない」
「夢を追いかけワクワクしなければならない」
などなど。
それらの価値観は人生の推進力にもなるでしょうが、
掟として自らを縛り付けてしまう場合もあります。
自分が信じる男性像どおりの現実にならないと、
さらに自分に鞭打って到達しようとする。
体を酷使するだけでなく、
「まだまだ!」
「もっともっと!」
無意識に自分にダメ出しを続けていると、
心身は不具合を起こします。
いまや「男らしさ」「女らしさ」を
振りかざす時代ではありません。
それどころか性染色体を調べた最近の研究では、
男・女と完全に2つに分けることはできないそうです。
生物学的には、
〈典型的な男〉〈典型的な女〉はなく、
私たちは誰もが、
男ーーーーー女の間のどこかに位置している。
性もまた多様であり、様々なバリエーションの
連続したスペクトラムなのだそうです。
もしあなたが、他人や世間が描いた“架空の概念である男性像”に
囚われていたら、【自分像】を描き直してみてください。
*無料メルマガ『がん 治る人に変わろう!』のご案内(まぐまぐ)
*「治る人に変わろう!テキスト」(ガンの辞典オリジナル制作)のご案内
*個人相談(無料、有料)のご案内