前回、行き足りないのは後ろ足で踏ん張っているから(双重)、と書きました。この件、もう少し掘ってみたいと思います。
先ず、両足で踏ん張って、重心が真ん中になるように立ってみます。

ここから、後ろ足を踏ん張ったまま前足に、“7割荷重感覚”のところまで重心を移していきます。

天井からの視点で図解すると両足で踏ん張っているときの骨盤の位置はこんな感じ。

で前足7割感はこんな感じ…

行き足りていません。
ただ、この作図には少し“ヤラセ”があって、両足の間隔を広くするとこんな感じになりますが、両足の間隔を狭くして作図すると、骨盤の縁は切面をはみ出してしまいます。
でも、「だったら両足の間隔をピッタリのところへ置けばいいのね❗️」 ということにはなりません。切面は、足幅に関係なく揃えなくてはイケナイのです。