これはすごい。わかりやすい。
リークされたTPPの草案についてのアメリカのニュース番組がありました。
15分ありますが、絶対に見るべき。
「TPP草案の26章のうち、貿易関係は2章のみ。
あとは企業の権利拡大について。
TPPとは
表向き貿易協定ですが、実は企業による世界統治です。

「(人口の)1%(しかいない超裕福層)」だけを
喜ばせるための協定。
地産地消も、国産品推奨も、許されなくなる。
国による金融政策もできなくなる。
そして、いったん決まってしまえば、
加盟国の全員一致でなければ
協定は変更することができない。
3年間秘密裡に草案が作成され、
その草案に企業家600人はアクセスできるが、
アメリカの議員はアクセスできない。
草案には、
この協定の締結後も4年間内容が秘密にされるという
項目まである」
原発事故の起こった福島県双葉町の井戸川町長が、
辞任しました。
井戸川町長は、
行政機能を避難先の埼玉県から福島県に戻す
(いわき市に再移転する)ことや、
中間処理施設の町内建設などについて
町議会と意見対立があり、
不信任案が可決されたのを受け、
議会を解散したところです。
辞任したのは、議会選挙の公示日直前でした。

なぜ、町長は辞任したのか。
不信任案が可決したときには辞任せず
議会を解散しておいて、
今頃になって辞任するのは無責任ではないのか?

そんな疑問を一発で払しょくするビデオが
こちら
です。


約15分間。ぜひご覧ください。

双葉町長が何と闘ってきたか。
彼がまげられなかった信念とは何か。
これからどんな活動をするのか。
非常によくわかります。

以下は、辞任にあたって
双葉町のHPに掲げたあいさつ文です。
「辞任の辞」ではなく「おきみやげ」だと言っています。
実際、今書かれたことではなく、
以前に書いたものだそうです。

「今、その(とき書いた)とおりに
なりつつあるじゃないですか」

*上にリンクした15分間の映像と以下の文とは
 必ずしも同じ内容を言っていません。
 映像では、辞任に至った具体的な経緯や現在の心境、
 現在の被災者の方々の心境、
 原発事故や
 それに対処した国、県、東電などに対する気持ちを
 率直に語っています。

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双葉町は永遠に

私たちは
前例の無い避難という過酷な状況に置かれています。
いつまでも海原を漂流するわけにはいきません。
早く上陸地を国が準備して、
再興できる日を求めてきました。
しかし、時間が足りませんでした。
放射能のないところで平和な、
皆が集える町ができることを祈り
町民の安寧を願って、
私は本日、双葉町長の辞職申し出をしました。
私の今までの取り組みから
次のことを申し上げたいと存じます。

1 事故に負けない

原発事故で負けるということは、
今のまま、何もしないことである。
双葉町民には負けてほしくない。
勝ってそれぞれ生き抜いてもらいたい。
今はそれぞれの地に離れて住もうとも、
廃炉が完了して故郷から放射能の危険が去り、
自然と共生出来るようになったら再結集しよう。
我が子どもたちへ、この悔しさを忘れることなく、
何としても生き抜いて何倍も幸せな双葉町を
再建していただきたい。
そのためにも負けないで学び、求められる人になれ。
世界の雄になってもらいたい。

(1) 負けないということは以下のことを忘れないこと

①避難してくださいと国から頼まれたこと。
②東電と国は事故を絶対起こさないと言っていたこと。
③町と県と東電には安全協定があること。
④事故は我々が起こしたものではないこと。
⑤正式な謝罪と見舞いがないこと。
 (形のあるものではないこと)
⑥自分の権利は自分以外に行使できないこと。
⑦被ばくさせられたこと。
⑧放射能の片付けをさせられること。
⑨20msv/yで町へ帰ること。
 (一般公衆の限度は1msv/y以下)

(2) 勝つためには何をしなければならないか

①事故の原因者を確定すること。
②我々の受けた損害のメニュー作成すること。
③損害の積算をすること。
④回復の請求をすること。
⑤回復の限界と代替を請求すること。
 (仮の町、借りの町)
⑥立証責任の不存在を共有すること。
⑦気づくこと。
⑧水俣の住民の苦難を学ぶこと。
⑨広島・長崎の住民の方に聞くこと。
⑩避難先の皆さんの恩を忘れないこと。
⑪多くの町民が健全な遺伝子を保つこと。
⑫ウクライナの現実を確認して
 同じテツを踏まないこと。

(3) 町民の力を結集すること

①役割分担をすること。
 ・汚染調査 ・除染問題 ・賠償問題
 ・住居問題 ・職場問題 ・健康問題
 ・墓地問題 ・学校問題 ・中間貯蔵施設問題
 などの調査研究する組織をつくり
 町民の不利益を解消すること。
②事故調査委員会をつくること
事故の報告書には
避難を強制された住民の実態が語られていない。
外部に任せていたら
いい加減に処理されてしまうので、
委員会を町独自に構成して
正しい記録を残さなければならない。

2 主張する権利を行使する

①見守り隊の組織
②法律家の組織
③文書学事の組織
④ボランティア活動組織
⑤被ばく被害者団体の組織
などを組織して
国民の主権と被害者の復権を勝ち取らなければならない。

3 この世には先人の教えがある

(1) 温故知新

歴史から新しい発想が出てくる。
自分が直面している問題について語られています。
遠くは私たちの祖先である標葉藩が
相馬に滅ぼされたこと、
会津藩が長州に負けたこと。
しかし、
負けても滅びる事もなく私たちは生きてきました。
先人達に感謝し、
これからは私たちが町の存続を引き継ぎ
後世に繋がなければなりません。
今度の事故は前例がありません。
今は子どもたちを
放射能の影響によるDNAの損傷を避けて暮らし、
幾多の困難に負けずに
双葉町の再興に向かって、生き延びましょう。

(2) 人生に五計あり

中国、宋時代の朱新仲が教訓として伝えた
人生の処世訓とされるものです。
生計、身計、家計、老計、終計があり、
生き抜く考えが記されています。

(3) 八正道と言う道

昔、釈迦がインドで行われていた求道について、
新しい道があることを説いたとされています。

正見  : 正しい物の見方
正思惟 : 正しい思考
正語  : 偽りのない言葉
正業  : 正しい行為
正命  : 正しい職業
正精進 : 正しい努力
正念  : 正しい集中力
正定  : 正しい精神統一

今の私たちにはこのような精神にはなれません。
この言葉は東電と国あるいは
この事故を被害者の人権を無視して
矮小化しようとしている勢力に
猛省を促す言葉として捉えてほしい。
願わくば、
双葉町の子どもたちに人生の教訓の一部として、
心に刻んでほしい。

この事故で学んだことは多い。
我国でも人命軽視をするのだと言うことが
わかった。
国は避難指示と言う宣戦布告を私たちに出した。
武器も、手段も、権限もない我々は
どうして戦えるだろうか。

白河市にアウシュヴィッツ博物館がある。
ナチスがユダヤ人を毒ガスで虐殺したことは
衆目の事実だ。
福島県内では放射能という毒で
県民のDNAを痛めつけている。
後先が逆だ。
この状態から一刻も早く避難をさせること以外に、
健康の保証は無い。
その後に十分時間をかけて除染をやれば良い。
人工放射能に安全の基準を言う実績が少ない。
20msv/yで住めると言う人が
家族と一緒に住んで示すことが先だろう。
その安全が確認出来たら福島県民は戻ればいい。
これ以上モルモットにするのは、
外国の暴君が国民にミサイルを撃つのと変わり無い。
福島の復興なくして日本の再生はないとは、
人口減少の今、将来の担い手を痛めつけていては、
真に福島の復興には繋がらないと心配している
県民は少なくないと思う。
双葉町は原発を誘致して町に住めなくされた。
原発関連の交付金で造った物は
すべて町に置いてきました。

原発の誘致は町だけで出来ない、
県が大きく関わってはじめて可能となる。
私たちは全国の人たちから、
「お前たちが原発を誘致しておいて被害者面するな」
という批判を受けている。
私たちはどこにいても本当の居場所がない今、
苦悩に負けそうになりながら必死に生きている。
子どもたち、高齢者、
家計を支えなければならないお父さん、
お母さんたちの悲鳴を
最初に菅総理に訴えた。変わらなかった。
そのために
私は野田総理に国民としての待遇を訴えたのです。
しかし、今の町民の皆さんは限界を超えています。
何とか国には町民の窮状を訴え、
町民には叱られ役をやり、
マスコミに出されるようにしてきました。

県にも窮状を訴えています。
最近も質問をしました。
回答は具体的な内容ではなく失望しました。
知事は福島の復興のために
双葉町に中間貯蔵施設を造れと言うので、
双葉町の復興はどうするのですか、と聞くと
答えてくれません。
そこで、
踏み込んで私に町をくださいと言いましたが
やはり答えませんでした。
これでは話し合いになりません。

環境省の局長に
どうして双葉に二つの場所を決めたのですか
と聞いたら、
分かりませんと言いました。
では会議録をみせてくださいと聞いたら、後日
ありませんと言う返事でした。
このようなことで、
調査だけで建設はしないからと言われて、
ハイいいですよとは言えません。
町には古くから先人が築いてきた
歴史や資産があります。
歴史を理解していない人に
中間貯蔵施設を造れとは言われたくありません。
町民の皆さんが十分議論した後に
方向を決めていただきたい。
若い人に決めてもらうようにしてほしい。

今まで支えていただきました町民の皆様、
双葉地方各町村をはじめ福島県内各市町村の皆様、
国及び福島県そして
事故発生時から避難救済にご支援いただきました
国民の皆様、
国会議員の皆様、全国の自治体の皆様、
埼玉県と埼玉県議会の皆様、県民の皆様、
加須市と加須市議会の皆様、市民の皆様、
さくら市の皆様、
医療界の皆様、福祉関係の皆様、
貴重な情報の提供された方、
最後に国内並びに
世界中からボランティアのご支援をいただきました皆様、
この避難を契機にご支援いただきました
多くの皆様に支えられて、
ここまで来ることができました。
心から感謝を申し上げまして、
退任のご挨拶に代えさせていただきます。
長い間誠にありがとうございました。
 
平成25年1月23日
双葉町長 井戸川 
パンドラの匣をあけると、
ありとあらゆる禍が世界中へと飛び出ていった。
その匣に最後に残っていたものの名前は「希望」


「3条委員会であることは、相当強い」

国の原子力規制委員会の田中俊一委員長は、
NHKのインタビューに応じ、
全国の停止中の原発について
「基準ができないと審査のよりどころがない」と述べ、
運転再開の前提となる安全審査は、
安全基準ができる
今年7月まで行わないという考えを示しました。
(NHKニュースより)


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科学者が、科学者として
科学的な根拠に基づき発言することに
なんの躊躇ももたなくなったことは、
当たり前と言えば当たり前のことですが、
3.11以前は、当たり前ではなかったことが、
田中委員長の発言から受け取れます。

3.11は、あるいはその後発生した原発事故は、
私たちに、
「本当のことを言う人間になるか、ならないか」
を突き付けています。

自ら信ずることを口にする。
それは、
いずれの地にても、いずれの時代にても、
勇気の要ることなのです。

私は田中委員長のそういう姿勢を
力いっぱい応援します。