ユダヤ人たちは、
ユダヤ人だからという理由で
ゲットーにおしこめられ、
職業を制限され、命まで奪われた。

そんな彼らが自ら建国した国で、
アラブ人だから、とか、
エチオピア系ユダヤ人だから、
という理由で彼らの居住地域を制限し、
就職差別もし、
二級市民、三級市民として扱っている。

本当に悲しいことだし、理解に苦しむ。

でも、日本だって同じようなものだ。

二度も原子爆弾を落とされた日本人。

ウラン溶液をバケツで汲んでいた末に
臨界を起こした1999年の東海村JOCの事故や、
2004年の新潟県沖中越地震で
柏崎刈羽原子力発電所に大きな影響が出ても、
それでも地震による電源喪失の可能性を
「日本では絶対ありえない」と断言、
対応を拒否し結果東日本大震災において
福島第一原子力発電所の大事故を起こした。

相当理解に苦しむ。

2015年
これだけのことをやってもなお
調査したら400か所も「デタラメ」だった
原発の点検作業。
そんな点検体制を評して
「安全には無関係」とはどういう神経か。

いまだ放射能は放出されっぱなしなのに、
「完全にコントロールされている」と宣言したって
お手上げ状態が続いているのに、
再稼働しようっていう。
原発輸出もしよっていう。

「ふつうに考えたら」出てくる答えとちがってませんか?

悲しくなってしまうよ。
最初の子どもを妊娠したとき、
図書館で食品添加物の本を読み、
「外で売ってるものは安全のはず」という常識は
非常識だったとわかり愕然とした。

生まれた子どものために、
無農薬の有機農作物を求め、
ようやく
自分なりの納得いく食生活が始まったところで、
チェルノブイリの原発事故。
牛乳とお茶とベリーとキノコには、
特に気をつけろという。
日本の無農薬のお茶に降りかかる、
ソ連の放射能。
地球は一つだと痛感した。

だから私は絶対に
「完全にコントロールされている」とは思わない。
「完全に」なんて、
コントロールできるものじゃないから。
だから子どもを守るためには、
情報収集して、学んで、
自分なりの生活基準を設けて、
自衛するしかないんだ。

2011年の3月に、私が設けた基準は
「めざせ年1ミリシーベルト以下生活!」
ざっくり換算、
限界を空間線量0.2μSv/h未満と決めて
生活してきた。
自然の風が大好きだったのに、
締め切って換気扇回すのもはばかられた春、
エアコン要らずのマンションだったのに、
締切にして過ごした最初の夏。
洗濯機も新しくして、お天道様が出てるのに
すべての洗濯物を乾燥機にかける日々。

あれからもうすぐ4年。
その頃より少しは下がった。
家の中と外の差もほとんどない。
でも0.1より下がることはほとんどない。
一瞬「0.08」とかなると
小躍りしてよろこんじゃうけど、
また上がるから
あまり一喜一憂しないことにしている。

引き続き、食べる物にも気をつけている。
もちろん100%は無理。
でも、だからこそ、
気をつけられるときは気をつけたい。
食品添加物や農薬に敏感だったときも、
外食のときなんかは楽しく食べた。
食は人生の楽しみだからね。
「毒食らわば皿まで」っていう言葉の意味を
深く深く噛みしめたのはその頃だったなあ。

人によって生活基準はいろいろあっていい。
ある人にとっては生活拠点の見直し。
ある人にとっては食生活の見直し。
「何も変わらず」という人もいる。
それもありだと思う。
放射能の半減期はとてつもなく長い。
人生は短い。
ただ、
自分の人生は短くとも、
世代は次の世代を形成して、営々と続く。

未来のために、今私たちができること。
それは、
これ以上の爆発を起こさせないこと。
これ以上、汚染を広げないこと。
・・・のはずなんだけれど。

私の常識ではそうですが、
大多数の皆さんの常識は
「外で売ってるものは安全のはず」という、
1985年当時の私の常識と同じなのだろうと思う。
これからの私たちの生活を左右する
特定秘密保護法案に対しての
パブリックコメント受付が9月17日までです。


「これってどういうこと?」
「詳しいことが知りたい」
「私はこう思う」
という今、当たりまえに表明できることが、
この法律ができると
全部「つかまる」につながります。

だって「未遂」も刑事罰だから。

そして
「どうしてこれで罪になるの?」という問いに対して、
明確な答えは出ません。

だって、「秘密」だから。

何が「秘密」なのか、「秘密」だから。

「特別秘密」というものを指定できるのは政府で、
それが「なぜ」特別秘密で、
「何が」特別秘密か、明らかにしない。

だって「秘密」だから。

笑っちゃうくらい、
わけわからない法律です。

これが通ったら、
絶対憲法違反だと私は思うんだけど。
「知る権利」なし、
「思想の自由」なし、
「表現の自由」なし。

私たちは「主権者」です。

「主権者」として、ものを言おうよ。

これが最後になるかもしれないんだよ、
政府のやり方について
「それっておかしい。
もっと情報開示して、ちゃんと説明してよ」
って言えるのは。

ということで、
ぜひ、パブリックコメントを寄せてください。

「私は反対です」だけでもいいですから。

パブリックコメントの入り口はこちら

日弁連などの、この法律案に対しての考え方はこちら

参考になるのは、こちら