中居正広さんがMCを務めるテレビ番組

TBS系列『なかい君の学スイッチ』に

我武者羅應援團が出演させていただきます。

http://www.tbs.co.jp/manabu-switch/

 

「1つを極めて人生変わった人 夏休みSP」の

一部に出演予定でございます。

 

放送予定日は

2018年8月13日(月)深夜24時01分~

(正確には日付けが変わって8月14日(火)の00時01分~)

(番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります)

 

放送地域は下記ページの放送局一覧(ネット局)をご覧ください。

https://bit.ly/2OmGkUM

(上記に掲載されていても放送日時や内容が変更なる可能性もございます

22年前の今日、1996年7月28日 
アトランタオリンピック女子マラソンで有森裕子さんは銅メダルを獲得されました。

我武者羅應援團×有森裕子さん対談レポート

応援にまつわる魔法のことばたち

金井真紀
 


 夏のはじめ、我武者羅應援團と久しぶりに会うことになった。「場所をご指定ください」と言われ、たまたま別の用事があった六本木の喫茶店を指定した。待ち合わせの5分前に着くと、團長、総監督、マネージャーの三人がすでに来ている。くぅ、5分前じゃ遅かったか。

「こんにちは!!」

 と元気いっぱいに挨拶してもらい、反射的にわたしも

「こんにちは!!」

 って返してしまう。もう我武者羅應援團の魔法が始まっている。

「わたしの都合に合わせて六本木まで来てもらっちゃって……」

 すみません、を言い終わらないうちに、團長と総監督が声を揃えて言った。

「ぼくたちちょうど、六本木に来たいと思っていたんです!」

ふふ、ふ。これだよなぁ。礼儀正しく、楽しく、相手の気持ちを上げてくれる。「フレーフレー」と言ってないときも、この人たちは、根っからの応援団なんだなぁ。

 

 六本木の喫茶店で聞いたのは、我武者羅應援團が有森裕子さんと対談するはなしだった。有森裕子さんといえば、92年のバルセロナ五輪で銀メダルをとり、96年のアトランタ五輪では銅メダルをとった、女子マラソン界のレジェンドだ。

「ぼくが有森さんを強く意識したのは、アトランタのレース後のインタビューです。前回大会より順位は下がってしまった。でもそのとき、「自分で自分を褒めたいと思います」って言ったんですよ、有森さんは」

 團長は丁寧かつ熱い口調で語る。「自分で自分を褒めたい」という有森さんのことばは、その年の流行語になった。でも團長の胸には、翌年も翌々年もこのことばが残り続けた。まだ応援団を始めるずっと前のはなしだ。だから、どうして「自分で自分を褒めたい」にこれほど惹かれるのか團長自身もわからなかった。

「ぼくも、兄が有森さんのことばに感動したのは知ってたけど、なにがすごいのかわからなかったです、そのときは」

 隣りで、團長の弟である総監督も口を揃える。

 アトランタ五輪から10年以上経った2007年、兄弟は我武者羅應援團を結成。多くの人を応援し続けてきて、やっといま、有森さんのこのことばのすごさが説明できるという。

「自分で自分を応援するのが、いちばん強い」

 そう、有森さんのことばは、応援の極意を言い当てていたのだ。応援団として活動すればするほど、有森さんの「自分で自分を褒めたい」ということばが腹に落ちてくる。そう語る團長と総監督。

 そしてついに我武者羅應援團は有森裕子さんと対談することになった。


 

 対談の現場にもぐりこんだ。

 有森裕子さんは、芯が強くて美しい、イメージそのままの人だった。でも、それだけじゃない。ニコニコしながら、惜しげもなく名言を連発する。それも「うまいこと言ってやろう」って感じじゃないのだ。自然に口から出てくる。なんだろう、あれ。生き方が名言になっちゃうパターンか。

 雑誌「考える人」の編集長をしていた河野通和さんが、

「「言葉の未来」という特集をやるときに、真っ先に思い浮かべたのが有森さんでした。有森さんは、自分で考えて、自分に納得のいく言葉をしゃべり続けているから」

 と言っていたけど、まさにそうなんだろうなぁ。

 対談の席について、まず團長が差し出したのが、ひまわりの花束だった。「太陽に向かって咲くひまわりがお好きだと聞きましたので」って、すてきなサプライズ。それを受け取りながら有森さんは言った。

「ただ太陽に向かって咲くんじゃなくて、一本でも、ってところが好きなんです。ひまわりって一本でもきれいに咲くでしょう。マラソンっていう競技もそうだし、人生もね、最終的にはひとりですから。わたし、孤独ってことばが大好きなんです。ふふふ」

 いきなりこれだもの。

 

 

 團長は有森さんに向かって、「応援の法則」を語った。これがまた、深い。

「われわれ、10年間で1000回以上の応援をやってきました。依頼を受けて応援しに行く、という仕事です。そのなかで気づいたことは、「わたしを応援してください」という依頼はあんまりないんです。むしろ、「わたしのまわりにこんなに頑張っている人がいる。その人を応援してくれませんか」という依頼が多い。

 ということは、われわれが応援させてもらったのは、「応援してくれなきゃ頑張れない」っていう人じゃなかったんです。もちろん応援してくれたらうれしいけど、別に他人から応援されなくても自分の道を行けますよ、という人ばかりでした。そういう人を、人は、さらに応援したくなるようなのです」

 ほえー。みんなが応援したくなるのは、どうしても応援が必要な人じゃない、というふしぎな逆転現象。他人に応援される前からすでに頑張れている人。すなわち、自分で自分を応援できている人。そういう人だからこそ、まわりも応援したくなる。すごい法則だ。

「有森さんの「自分で自分を褒めたい」ということばは、まさにこの法則に当てはまると思うんですが、ご自分でその感覚はありますか」と総監督が質問した。

 有森さんの答え。

「人を信じていないわけじゃないけど、やっぱり自分自身を一番、大事にしなきゃいけないと思っています。有森裕子という人間を、どうであろうが、最終的に看取るのはわたし自身なので」

 カーッ。

 わたしはのけぞった。こんなかっこいいフレーズがあるだろうか。どんなにボロボロなろうとも最後まで付き合ってくれる人がいる。失敗しても責任をとってくれる人がいる。自分だ。自分を看取るのは自分なのだ。

 とりあえずパクってみよう。「金井真紀という人間を、最終的に看取るのはわたし自身なので」。そう心のなかでつぶやくだけで、あぁ、覚悟と勇気があふれてくる。誰に遠慮がいるものか。つまらないことに足を取られず、自分の道をぐいぐい進もう。

 

 

 有森さんは言う。「なぜ一生懸命になるのか。それは、一生懸命な自分が、自分を喜ばせるからだ」と。そこで総監督がツッコミを入れる。

「一生懸命になれないときもありますか?」

 すると有森さんは、ほがらかにこう返すのである。

「わたし、「また明日ね」っていうのが嫌いなんです」

 むふふ。好きなことばは「孤独」で、嫌いなことばは「また明日ね」だって。有森さんの独特の言語感覚に惹かれる。

「基本わたしは、その瞬間瞬間しかないと思っているんです。今日は今日しかない。明日はあるかもしれないけど、また違う。「また明日ね」って、わたし、明日結果を出そうと思ってないですから。今日にエネルギーを注いでいるんだから」

 そして有森さんは、ほがらかな口調のまま続けた。

「だって、変な話だけど、このあと死んじゃうかもしれないんですよ」

 そうなのだ。

 そこなのだ。

 有森さんは、軽い気持ちで「またね」と言えない理由を語ってくれた。

「たまたま友人とカーテン越しに「またね」って挨拶したことがあるんです。「じゃ、今度は北海道の合宿で会おうね。その時またね」って。そうカーテン越しに話した。顔を見なかった。次にその友人を見たのはテレビのニュースでした。事故に遭って亡くなったというニュース。

 あぁ、あのときカーテンを開けておけばよかった、友人の表情をちゃんと見ておけばよかった、って。そう思いました。時間ってこういうことなんだなって。「またね」って言っても「また」はないんだ、生きるってこういうことなんだ、って思ったんです。次がないって気持ちでどんだけ生きられるかなんだって」
 

 

 ことばには言霊が宿る。言霊の力ですごい奇跡も起こせるけど、いっぽうで怖い作用もある。……なんてはなしはたまに聞くけど、有森さんが挙げた例が、いかにもアスリートっぽくておもしろかった。

「「スランプ」っていうじゃないですか。でも本人は、そのことばがなければ、そんな風に思ってないんです。スランプって言うから、スランプになる。

 あと「燃え尽き症候群」とかね。ふふふ、こんなことばよく思いついたなぁって思いますよ。そうやって、現象に名前をつけられると「あぁそうか、わたしは燃え尽き症候群なんだ」ってなっちゃう。だから悪いことばをつけるのは考えものです」

 なるほどなぁ。「あのひと、スランプだね」なんて気軽にいうもんじゃないなぁ。自分のこともだ。「最近スランプで」なんて、ぜったい言っちゃダメだ。とくに、日本人はネガティブなことばを言いたがる、と有森さん。

「わたしが走れなかった時期のことを、日本ではみんな「ブランクがあった」と言う。でも海外の人にそのはなしをしたら、「いいブレイク(休み)をとったね」って。ブランクとブレイク、同じBから始まることばだけど、ぜんぜん違うでしょう」

 そうしてはなしは、応援するときに必ず使う、あのことばに及んだ。

 

 

 

 團長は言う。

「「頑張れ」っていうことばも、言われたほうがプレッシャーになってしまうこともあると聞きます。だから自分たちは、応援するときに

「頑張れる」と言うようにしています」

 我武者羅應援團の真髄、ここにあり。

 彼らの決まり文句は、「われわれは、あなたが頑張れる、と信じている」。これを言われると、どんなひねくれ者だって、思わず顔を上げてしまうのだ。ふて寝していた人も、むくっと起き上がってしまうのだ。

「「頑張れる」であれば、自分が主体になれる。でも「頑張れ」だと、相手への命令になってしまうこともあるのではないかと団員どうしでずいぶん話し合いました」

 という説明に、有森さんは大きくうなずく。

「わたしもマラソンの応援をするときは「頑張れ」じゃなくて、「頑張ってるよ。いいよいいよ」って言います」

 やはり。有森さんも「頑張れ」を使わないのだ。

 マラソン選手は、走っているときに「頑張れ」って言われると「言われなくても頑張ってるよ!!」ってイライラすることがあるそうだ。わかる気がする。もっとも過酷なときに「頑張れ」って言われてもなぁ。

「でも、イライラするときは大体、調子がよくないんです。だからわたしは現役のとき、沿道からの「頑張れ」が素直に受け止められるかどうかを調子のバロメーターに使っていました」

 というはなしが興味深かった。このバロメーター、日常生活でも使えそう。

 

 ここで團員の伊澤さんが質問。

「有森さんが反復していることばはありますか」

 この答えがまた秀逸だった。

「何が起きても「予定通り!」と言いますね」

 有森さんは、何か悪いことが起こっても「予定通り!」と思うことにしているのだという。マラソンという競技も、人生も、予想外のことばかり起こる。

「その時に必要なのは、起こることを全部エネルギーに変える力です」

 だから、まず「予定通り!」と言ってみるのだ。予想外のことが起こる前提で生きている。それを思い出すことで、状況を受け入れて、次に進める。

 有森さんが、いつも色紙に書くことばは、

「すべてを力に」。

 最後は、もうこれだ。起こることすべてを力に変える。そんなことができれば、そりゃあ強くなれるに決まっている。有森さんは、ひまわりの絵が描かれていたら「あ、自分のために描いてある」と思うのだとか。そんなの思い込みだよって笑っている人と、どんどん思い込んじゃう人と、どっちが強いかってはなしだ。

 

 有森裕子さんと我武者羅應援團の、ディープな応援談義は終わった。帰り道、わたしは最強の秘訣を授かった勇者のような気分で、ガシガシと歩いた。自分で自分を応援していれば、きっと他人が応援してくれる。その果てに、目に映るもの、耳に聞こえるもの、降り注ぐ日差し、雨、すべてが応援してくれることになる。すべてを力に。それが、最強の秘訣。

 

 

金井真紀(かない・まき)

作家、イラストレーター。1974年千葉県生まれ。「多様性をおもしろがる」を任務とする。著書に『世界はフムフムで満ちている 達人観察図鑑』、『酒場學校の日々 フムフム・グビグビ・たまに文學』(ともに皓星社)、『はたらく動物と』(ころから)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『子どもおもしろ歳時記』(理論社)。

 

 

 

 

 

『あこがれ先生プロジェクト 滋賀』に我武者羅應援團が出演させていただきます。
2018年7月21日(土)13:00〜17:30
【開催場所】ビバシティホール(ビバシティ彦根内 JR南彦根駅東口下車徒歩3分)
【登壇者】中村文昭さん、松葉健司さん、朝山あつこさん、我武者羅應援團
【参加申し込み】こちらの参加申し込みフォームから受けつけております。
https://ws.formzu.net/fgen/S11518759/
https://www.facebook.com/events/377807902728042/

 

上田情報ビジネス専門学校の皆さんを応援させていただきました。
俺たちに心を開いてくれてありがとう。
あなたと共鳴できた感覚がとても幸せです。
どんなに不安でも前に進もうとしている
ウエジョビのあなたは美しいぞ。
我武者羅應援團

サッカーJリーグ FC岐阜の元社長であり、
35歳でALS(筋委縮性側策硬化症)を発症し、
現在は株式会社まんまる笑店の社長として
精力的に活動されている恩田聖敬(おんださとし)さん。

ALSになってからも、 懸命に今を生きる恩田さんへ
我武者羅應援團 伊澤直人からの応援メッセージです。

6月21日は世界ALSデーです。
恩田さんの生き方はこの時代を生きる人々の希望だと私達は思っています。

 

(日本語字幕)


(English subtitles)

 

『ALSの正体』
(日本語字幕)

 

(English subtitles)

 

 

 

 

 

 

TBS系列『あさチャン』の
特集コーナーに我武者羅應援團が出演させていただきます。
2018年6月15日(金)7時40分AM頃~の出演です。
(報道番組の為、状況によっては内容変更の場合がございます)
http://www.tbs.co.jp/asachan/

愛媛県立伊予農業高校創立100周年記念講演会にて
応援をさせていただきました。

https://iyo-ah.esnet.ed.jp/wysiwyg/file/download/1/551
素直で優しい伊予農のあなたの心には色々な感情が芽生えると思います。
でもその様々な気持ちをしっかり味わっておくことが
将来、人生の花を咲かせる為の栄養になるんだ。
あなたの人生は必ず実り多いものになるぞ。
我武者羅應援團

 

我武者羅應援團 團長 武藤貴宏 単独講演
講演テーマ「あの日の後悔が一歩進む力となる」
応援団を逃げだしずっと後悔していた過去への再挑戦。
武藤團長が語る半生は、聴くと一歩踏み出す勇気が湧いてきます