先週まで歯科助手の求人をしていました。
色々な方々にご応募いただきました。
色々な才能を大切にするという話で、動物学校という話があります。
昔々、動物たちは新しい世界の様々な社会問題を解決するために、学校を設立しました。
科目は、かけっこ、木登り、水泳、飛行でした。
学校を円滑に運営するために、すべての動物に四科目の履修が義務付けられました。
アヒルは、水泳の成績は優秀でした。
先生よりも優秀でした。飛行もいい成績でしたが、かけっこは苦手でした。
それを補うために、放課後居残りをさせられて、その上、水泳の授業時間まで削ってかけっこの練習をさせられました。やがて、脚の水かきがすり減り、水泳も平凡な成績に落ちました。
しかし、学校は平均的な成績でいいとしていたので、アヒル本人以外は誰もこのこと以外は気にかけませんでした。
ウサギはかけっこは最初から優等生でしたが、
水泳が苦手で、居残り授業ばかりさせられているうちに、神経衰弱を起こしてしまいました。
リスは木登り上手でしたが、飛行の授業では、木の上からではなくどうしても地上から飛べと先生に強制され、ストレスがたまる一方でした。疲労困憊の末、肉離れをおこし、やがて木登りもC、かけっこもDにまでおちました。
ワシは問題児で、厳しく更生する必要がありました。
木登りの授業では、いつも一番早く木の上に到着しましたが、先生の指示する方法に従いませんでした。
結局、学年末には泳ぎも得意で、かけっこもまあまあ、木登りも飛行もまあまあという風変わりなうなぎが、卒業生総代に選らばれました。
学校側が、穴堀を授業に取り入れてくれなかったことを理由に、もぐらたちは登校拒否し、その親たちは税金をおさめるのを拒否しました。そして子どもを穴熊の所に修行に出すと、タヌキたちと一緒に私立学校を設立し成功をおさめました。
違いを認めるのが大事、という話でした。
リアル動物に会いにいきました!
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