創立100周年の京成電鉄が復活させた「青電」 | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。

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京成電鉄では、創立100周年を記念する事業の一環として、過去の電車の塗装のリバイバルを始めています。
まず登場したのが、戦後から昭和50年代半ばまで存在した「青電」塗装。この塗装を経験したことはないものの、いわゆる「京成顔」で古い電車にスタイルの近い3300形1本に施され、先月30日の京成上野から京成金町までの特急列車として運転されたのを皮切りに、それ以降は通常のダイヤに入っています。どこで見られるかは運次第です。
昭和55年に最後の1本が塗り替わって以降、1度だけイベントで復活しており、それ以来21年ぶりの「青電」となりました。しばらくの間、運行される予定です。1本しかないため、検査などで車庫に入られると見ることができません。
荒川夢悟「テツろぐ」-京成電鉄創立100周年.JPG
こちらは、側面に貼付された創立100周年記念ステッカーです。スカイライナーでは、前面に掲げられています。
リバイバル塗装はこれからも続き、来月下旬には都営浅草線乗り入れ車に始まった「赤電」が、そして9月下旬には「ファイアーオレンジ」までもが復活する予定になっています。
創立100周年という大きな節目を迎えた京成電鉄、北総線や来年度に開業予定の新しい路線を経由して、最高時速160kmで上野や日暮里と成田を結ぶ新型スカイライナーも既にお目見えしており、今後も一層の盛り上がりが予想されます。
また、特別料金不要で成田との特急列車に使用される、新型の一般車両も登場することになっており、詳細はまだ分からない状態です。ここしばらくは、京成電鉄からは目が離せない状態が続きます!