ATV社の電子ドラムaDrumsに出会った時と現在の話と、いいとこ悪いとこ。
僕は今から5年程前、Roland社のTD-20を手に入れ、2年程使用していました。
しかし、電子音に慣れていないことや、打感が大きく違うこと、
スネア等もメッシュの薄いパッドな為、スネアスタンドに取り付けづらい。
などなど不満が多く、練習という練習になるようなものではありませんでした。
3年前のある日、ネットでドラムについてサーチしていたところ、ATV社のaD5が検索にヒットしました。その時はまだaDrumsは出ていなかったような、、、?
第一印象はなんだこれ?individual MIDI?ナニソレワカラン。みたいな感じでした。
当時、DAWやDTMについて全く興味も知識もなかった(今は興味はあります。)私は
TD-20のOUTをSonicPortVXと呼ばれるインターフェースに繋ぎ、自分の音を録音してプレイに対して向き合っていました。
しかし、Youtubeでこの動画を見た瞬間
「???????」
「生音やん・・・」
「でも今のTD-20にaD5載せてもなぁ、、、」
って感じで流してしまいました。
individualMIDIについてはここで調べました。
するとしばらくして、スティックを新調したくなり、
隣県のちょっと品揃えのいい某S村楽器さんにいったところ
こいつが展示してありました。。。
店員さんに試奏させてもらっていると、出たばっかりで近くじゃここしかなく、展示品しか置いてない
みたいなことを言われました。
嫁の目線が痛い。。。
店員さんに購入できるか聞いたらできるとのこと。
なんで売れないか聞いたらaD5もaDrums知名度がなく、みんな怪しがって買わない
と。
うーむ。。。
(individualMIDIいいよなぁ,,,打感いいよぁ,,,)
嫁との壮絶な議論とキュウ○エみたいな契約を交わし、
Expanded Set(約50万位)にグレードアップしてもらい、
2年ローンで購入してしまいました。
(TD-20はメル○リで10万くらいで売れました。)
いや、こんなのあったら買うでしょ。。。
・スネアのぐらつきもない。
・ペダルを踏みこんでもずれていかない。
・片方のシンバル叩いても全体が揺れない
・ハイハットすげぇ(語彙力)
田舎なので隣県まで行かないとなかなかいい楽器屋がないのがつらいですね。
安い電子ドラムを買うよりは、ちょっといい値段するいい電子ドラムを長く使う。
という考えで奮発しましたがやはりいい品物です。
いいところを箇条書きで失礼すると、
・音源がサウンドストアで追加で購入可(既存だけのモジュールで何十万出す必要がない)
・音がいい、物も、音も、全体的に生に限りなく近い。
・ライブではライン出しなので中音がない状態(全員イヤモニ)が実現できた。
・individualMIDIでMIDIレコーディングと、aD5とインターフェースを使ってサウンドとしてもレコーディング可能。
・たたいててR社よりも静か(バスドラのフロント面もメッシュにしたらもっと静か)
・ライブ中にバスドラに穴が開いたりしても左側のペダルで踏めばしっかりなってくれる(経験談)
・ライブ中にバスドラに穴が開いても空いたヘッドを回転させて踏める位置があれば短時間で蘇生可能。
・サポートが凄い。完璧。やりすぎなくらいがちょうどいいとはこの事。(語彙力)
・簡易RECとちゃんとしたRECができる。どちらかというと制作側の見方。
悪いところ
・増やせるパッドが限られているので増設に弱い
(aD5はBD、SD、T1、T2、T3、HHで2 CY1 RD2 AUX1,2の12本で成り立っている)
・AUX1がシンバル2として使用がほぼ必須なのでチャイナとスプラッシュ両方つけたい場合はT2を外して1タム1フロア状態でCY2枚、RD1枚、CH1枚、SP1枚でやるしかない(別の方法あったら教えてください、、、)
・自分の打感に合わせて調整してしまうので、その状態で別の人に叩かせると音小さい。とか変な文句つけられる。
・叩き方を知っている人じゃないと扱えないかもしれない。
(初心者とかの暴力的なシンバルの叩き方だとシンバルが割れる)
※体験談です。ものめずらしくいろんな人が叩かせてと言ってきますが断りましょう。いつ割られたか僕はわかりませんでした。気づいたら割れてたってやつです。。。
基本的に購入したら自分だけ触るみたいな感じにしたほうがいいかもしれませんね。
他バンドのレコーディングとかもしてもいいんですけどそれ以前にちゃんと「鳴らし方」を知っている人かどうか確認してから行いましょう。。。そんなに力まなくてもいいんですよ、、、ってね。
次回は実際に僕がやっているCubase Artist8.5を使ったREC方法を書きたいと思います。
長々と閲覧いただき、ありがとうございました。