こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

夕方肌寒さを覚えて長袖を着て買物へ出掛けると、

半数以上の人がまだ半袖で驚きました。

思わず他の生き物を見る目になってしまいました。

 

新里芋が出始めると赤血球が振幅します。

芋煮会こそしないものの、

旬を楽しみにしているものですから。

 

 

一般的に知られている山形の芋煮は、

牛肉が入り醤油味かと思います。それは内陸の、

山形、米沢、新庄にて食べられる品です。

 

一方でもうひとつの芋煮が存在します。

鶴岡、酒田にて食べられる豚肉・味噌仕立てです。

 

このことは山形県民を二分するほどの案件です。

芋煮愛が強い故に論争が生じるほどです。

あくまでも私見ですが、庄内風は豚汁じゃん、

というのが私の見解です。他意はありません。

 

 

献立

芋こ汁

 里芋 白滝 白舞茸 国産牛肉 刻み九条葱

 海塩 薄口醬油

こしひかりのご飯 (千葉県産/新米)

茹で丸おくら

無花果

 

 

所謂山形の芋煮です。

庄内では無く村山置賜の標準です。

 

江戸の蕎麦の様な黒いつゆは避けたいものです。

塩と薄口醬油の淡い色に仕上げます。

黒舞茸を用いると汁が黒くなるので白舞茸なのです。

牛肉は赤身よりも、

ゼラチン質を含む部位が良いと思います。

口当たりの柔らかさが功奏します。

 

おくらは汁に浸します。塩分過多を抑えます。

 

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

能登半島の水害に心よりお見舞い申し上げます。

復興が進みますよう願っております。

引き続き南海トラフ地震を警戒しましょう。