こんにちは、
あるいははじめまして。
日々の献立を綴っています。
よろしければ立ち寄っていってください。
明日は白露の入りです。
夜の涼しさから露が降りる候とされます。
暑さ寒さも彼岸まで、と言い慣わすものの、
個人的には残暑お見舞いの区切りとします。
天文学的には太陽黄経165°となる、
09/07 12:11から白露です。
太陽黄経とは春分点を0°として、
地球から見た太陽の位置が165°に達した日時です。
このように表現すると情緒の欠片もありませんね。
YouTubeショート動画を観ていると、
漫画を紹介するコンテンツに巡り遭いました。
そこで出会ったのが久世岳先生の作品
「うらみちお兄さん」 です。
主人公の裏道は、
小児向けTV番組の体操のお兄さんです。
酒と眠剤が無いと眠れないと設定されて、
さらには情緒不安定。時に子どもに向けて、
オトナの事情を説く特異なキャラとして描かれます。
そのシニカルな様がツボに入ります。
他に番組出演者の歌のお姉さん/お兄さん、
熊と兎の着ぐるみの演者、
裏方スタッフまでもが個性的で退屈しません。
漫画は立ち読みしか出来なかったので、
アニメーション作品をサブスクリプションにて視聴。
原作者が監修しているので、
ほぼ忠実に再現されていると感じました。
裏道のcv神谷浩史さんの好演が光ります。
高いトーンなのに透明感があり、やさしく語りかけます。
裏道がベランダで栽培している紫蘇が、
アモンの演出により伏線回収されました。
またオネエの振付師カッペリーニなど個性的です。
それって男性名詞でいいんかい?
実在の人物を想起させるネーミングも楽しいです。
裏道が躊躇なくシニカルセンテンスを投下する中、
彼の本質を見抜いている熊谷は冴えた存在です。
続編を大いに期待しています。
献立
いくら蕎麦
乾更科蕎麦 辛味大根おろし
自家栽培金時草 めんつゆ
ここでは細い乾麺を用います。
太いと手繰った時に粒がつぶれますので。
更科やへぎそばが合うと思います。
醬油漬に合わせてめんつゆは最小限に調製します。
蕎麦にいくらを伴わせる発想を持たなかったので、
それをはじめて食べた時は驚きました。
想像していた以上にマリアージュしたのです。
以来我が家では標準となりました。
蕎麦屋の割子そばから知りました。
お付き合いくださりありがとうございます。
能登半島の復興が進みますよう心より願っております。
残暑お見舞い申し上げます。
引き続き南海トラフ地震を警戒しましょう。