こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

当地は未明から昼にかけて、南海上から、

雲が押し寄せて断続的に降雨がありました。

午後は晴れ間も見えてまるで熱帯の蒸し暑さです。

 

※食レポが無駄に長いです。スキップしてください。

 

ランチは妻の意向で展望カフェへ。

ひとりランチをして気に入ったそうです。

公民館のような機能を持つ自治体の施設の、

テナントの様な存在なので大したことないのかな?

と捉えていたのは大きな誤りでした。

 

・パスタセット サラダ・スープ付き

 

 

カップオニオンスープをひとすすりして、

この店は只者ではないと感じ取りました。

何故なら化調ニュアンスがnothing.

汁の実として玉葱と人参を伴わせながら、

もっと沢山の焦がし玉葱の存在を意識させる、

とてもリッチなオニオンスープです。

 

 

前菜にサラダ。

マッシュド南瓜と、くたくた茄子を伴います。

南瓜はミルクやヨーグルトのニュアンスは感じられず、

ブロードにて滑らかにしているようです。

茄子はくたくたにされながらもオイルを感じ、

紫の肌の青さを残して色合いも綺麗で美味です。

グリーンサラダはリーフレタスやベビーリーブズ。

ドレッシングが特筆級に美味しいのです。

野菜のピュレを主体にしたもったりとしたそれは、

塩辛く無く酸味も僅かなのにその旨味に驚きました。

 

 

メインのラザーニャ。

パスタとしてのラザーニャはとろけた食感です。

意地悪な言い方をすると麺として伸びています。

そうは言っても厚さおよそ2cmの小宇宙です。

ラザーニャのはざまから繰り出されるレイヤーは、

滑らか且つ油脂に過ぎないまとめ役のベシャメル。

トマトの酸味を感じさせない濃厚なトマトソース。

時を置いても固まらないカトラリに従順なチーズ。

ハンバーグの一片のような履歴を想起させる挽肉。

私が作るラザーニャが"猟師風"だとしたら、

この品は"貴婦人風"だと思います。

妻に味見してもらったところ得心していました。笑

 

こちら様の料理は無化調でした。

安心して口に運べます。

私の場合、化調を含むと物理的に不都合が生じます。

咀嚼の歯が軋み、舌が痺れます。

おいしいならいいじゃん、とは行かないのです。

 

 

オプションのアイスコーヒー

置かれた瞬間に濁りを見出し水出しと確信しました。

ディープローストが定石のところを、

10段階で7~8程のローストです。

炭では無い、苦く無い様に感銘を受けました。

この一杯がopで¥250とは神です。

 

 

献立

海鮮アヒージョ オリーブオイル 葫

 ムール貝 海老 浅蜊 蛸 烏賊 オリーブ緑実 しめじ

 ブラウンマッシュルーム ブロッコリ 玉葱 パプリカ

グレインローフ (bread)

 

 

ほぼコストコ品です。

"five seafood ajillo"&"grain loaf"

ランチに上質なひとときを経験したからか、

あまり空腹を覚えません。

肉というより海鮮に傾きました。

そこでアヒージョを選択、妻が気になっていたbread、

グレインローフをオイルにdunkする仕様としました。

 

 

帰路に海岸道路をたどりました。

岸辺でもざわつくうねりは時化そのものです。

子どもさんに至っては藻屑と散ります。

台風が遠ざかるまでは海に近づかないでください。

よろしくお願いします。

オトナでも遭難どころか命を落とします。

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

能登半島の復興が進みますよう心より願っております。

残暑お見舞い申し上げます。

 

増税クソメガネが、

復興予算を阻んでいると聞きました。

そこで僅かながら寄付致しました。

早くに届きますように。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンはフライパンだよね。笑

ここでbreadの伏線回収。