今回の宿は外国人旅行者が多いのが特徴です。

スタッフとは英語/日本語で会話していたものの、

母語は独・仏語など様々でした。

でも…

ウグイス、ホトトギス、イソヒヨドリがさえずっても、

ノイズにしか聞こえないのならとても残念です。

 

 

朝食はAmericanBreakfastでした。

和食では無いのは多勢に無勢ということでしょう。

c/oまでの時間はプールで涼む予定でいたものの、

どんよりと曇っていたので部屋で過ごしました。

ときどき海を眺めるだけで癒されます。

 

海に面した/山を貫く、

それぞれの経路を妻に問うたところ

「山がいい」と答えたのでそうします。

 

河津ループ橋下を七滝方面へ向かいます。

 

それなら立ち寄りたい施設があるんだけど…

と訊いてみるとOKを得たので訪ねてみます。

その名も…

 

 

体験型カエル館 KawaZOO

 

蛙の古語"かわず"と、

所在する河津(かわづ)町をかけたネーミングには、

脱帽の思いです。

世界中のカエルを飼育・公開している施設は、

同じ町内の体験型動物園 iZOOの姉妹館です。

共通券もあるのではしごが可能です。

 

この↓カエル画像ばかりです。

お嫌いな方は自己責任にてお願いします。

 

水族館がaquarium

惑星を見る所がplanetariumならば、

こちらはfrogriumです。

実際の生態環境に似せた透明ケージの中に、

生体を観察出来るのです。

この施設を研究拠点と捉えるならば、

入館料¥1,000はけっして高くありません。

 

この擬態っぷり見事です。

 

展示の前半は毒を持たない種です。

彼等の多くは隠れているか擬態しています。

カエルたちを探すのはゲームのようで楽しいです。

 

世界で最も美しい蛙らしい
 

私の推しの子

 

ショッカーみたいな雑魚キャラに見える妙

 

後半は毒を持つ体色が派手な種です。

彼等を捕食すれば死が待ち受けていますので、

隠れる必要も無いといった風情です。

と言いますかよもや生身の海洋堂です。笑

カエルをかわいいと思う私どもは、

とにもかくにもlovelyとしか思えないのでした。

 

安心のlovelyツノガエルさん。
 

これを言ったら生しらすもそうなのですが、

小指の爪ほどのカエルも脊椎動物なのです。

その事実に他意や神の存在を意識します。

ましてや無毒な食餌から毒を生成するなど、

人知を超えた所業です。

 

私ども共に朝食を摂る習慣が無いもので、

自ずとランチが遅くなります。

私はランチの習慣も無いので構わないものの、

妻を巻き込む訳にもいきません。

峠の中腹の観光施設に立ち寄ります。

 

 

たかがカレーライスと侮っていたところ、

実直なソースの味わいに無礼を恥じました。

まさに欧風カレーの王道といったボディです。

ココイチより粉による粘りがあるものの、

トマトの酸味が爽やかできな臭く無い香辛料です。

 

肉はそれのみを水煮しているようです。雑味は無く、

筋繊維が解れて柔らかくしっとりしています。

そのうえまったくもったいぶって無く良い印象です。

羽田空港の某店よりは好みでした。

 

 

夕食はデリの握り寿司を頼りました。

きょうはネタがいまいちです。

鰯は別添えです。

 

鰯にレモンは合います。

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

能登半島の復興が進みますよう心より願っております。

加油台湾。