こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

※長いです。画像までスルーしてください。

 

さて件の「特装機兵ドルバック」ですが…

全36話の後半は一気に観てしまいました。

それにしてもこんなにもあからさまに、

登場人物を殺すアニメは観たことがありません。

 

何よりもドルバックの一員、

ピエールの殉職は意味不明です。

物語としてそこで命を落とす必然が見つかりません。

その次の回ではイデリア星人穏健派のアモフ指令。

さらに回を重ねてイデリア軍イデル総司令、

続いて連邦軍フレッド長官と続きます。

とても子ども向けに作られたアニメとは思えません。

 

また現代なお解明されていないモアイ像を、

独自の解釈で登場させているのは意欲的です。

イデリア大陸の洞窟の最奥の神殿に、

プロビデンスの目が在るのも象徴的です。

こういうモティーフが大人向けを感じさせます。

 

アモフ指令が連邦軍幹部と会談した時に、

地球人とイデリア星人の同起源説を伝えます。

それはこのストーリーの中では共通認識として、

進むものの解説が足りなく思いました。

 

3クールという半端な終わり方をしているので、

放映打ち切りだったのかもしれません。

一年シリーズならば、

そういう面にも触れられたのでしょう。

 

敵マシンが変り栄えしないのはつまらないです。

ゼラーの力により動いているマシンが撃墜された時、

明らかに操縦士が居ないよう描かれるのに、

それについての見解が無いのもモヤモヤします。

 

ジャッキーは、

キャラクターデザイン的にも成長しています。

重い物語の中の一縷の光明です。

 

アロマはゼラー総統を封じる自己犠牲を遂げます。

個人的な望みとしては、

アロマと地球人の子孫を見たかったものです。

 

最終盤の崖に立つアロマ。

Googleイマーシブビューみたいな動画に、

製作陣の本気を感じました。

セル画の時代のこの動画は何枚組なのでしょうか。

昇華し切れなかった名作のように思います。

 

主人公マサトのCVは、

アムロ・レイの古谷徹さん。

ルイのCVは鹿島みゆきの鶴ひろみさん。

力の入れようが感じられます。

 

遅くなりましたが、

峰不二子役で有名な、

増山江威子さんの訃報を忍びます。

つつしんで哀悼の意を表します。

 

 

献立

真竹と明日葉の塩炒め 

 パプリカ 鶏/あご顆粒 胡麻油

大根と人参の牛すじ煮込み

若布の味噌汁

きぬひかりのご飯 (神奈川県産)

 

 

明日葉の自家栽培は三年目に入りました。

八丈島にて採取した種を蒔いた翌年は、

揚羽蝶の幼虫に喰い尽くされて残念な有様でした。

今年は膝丈に伸びて虫も寄せ付けないほどです。

そんな明日葉と真竹の筍を炒め合わせました。

 

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

能登半島の復興が進みますよう心より願っております。

加油台湾。