こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

※長いです。画像までスルーしてください。

 

前職の勤務地近隣の公園にて、

毎年陶磁器まつりが催されていました。

包まれる新聞紙から、

九州から来た問屋と分かります。

殆どが有田/伊万里/波佐見でしたので。

 

そのような中、

九州では無いパターンを見かけたのです。

それはどう見ても愛媛県の砥部焼。

砥部は肉厚で堅牢で実用性の高い磁器です。

しかしこの市にあるのは薄くて、

あきらかに砥部ではありません。

 

そこで店番のおじさんに問いました。

「コレどう見ても砥部ですよね?」すると

「砥部に似せた塗りなんだよ」と。

 

それはもはやフェイクです。

有田/伊万里のプライドは無いのでしょうか!

 

いえ現地では、

志しの高い窯元さんの作品を買いつけられます。

一方で下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、

という窯元もあると知りがっかりしました。

 

たくさんの器と対面すると、

自ずとその価値を見極める目が肥えてきます。

おとなの修学旅行が中高生時代よりも、

その良さと価値に気付くように。

 

 

献立

真竹と豚ばら肉の炒り煮

 真竹筍 豚ばら肉 鰹顆粒 砂糖 塩 薄口醬油

大根と人参の辛い汁 刻み九条葱

つや姫のご飯 (山形県産)

 

 

ある旅館の夕食ブッフェに豚ばら筍がありました。

真竹では無く孟宗竹の筍でした。

その惣菜は単純なのにとても気に入ったのです。

難しいことは無いのでいつか再現しようと、

画策していたら今更になってしまいました。

 

とは言え真竹や淡竹は風味に欠けるので、

混ぜご飯には物足りなく感じられます。

脂身のある肉と筍の相性は抜群です。

 

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

能登半島の復興が進みますよう心より願っております。

加油台湾。