父は食について保守的でした。

その一方で、

エセ江戸っ子気取りの一面がありました。

つまり新しもの好きなのです。

 

ロブスターのセビーチェ

コリアンダーと葫、薫香が相まって美味です。

とは言えロブスターは内容の1割程度です

 

そんな父の琴線に触れたのがRedLobsterでした。

洋食ばかりで満足に至らなかった様でしたが、

伴われた家族としては大満足でした。

当時ガーリックバタートーストはフリーでした。

 

この個体は右利きらしいです

 

店舗展開を縮小したこちら様を、

久しぶりに訪問します。チェーン店なのに、

客単価がコース料理を上回る敷居の高い店です。

 

 

今回は長年に渡り恋焦がれた、

ライブロブスターをいただきます。

調理前のロブスターを見せてくださるのは、

きちんとした鉄板焼きの如くです。

オーブン焼きと迷ったものの、

定番のスティームに落ち着きました。

 

妻は食べたことも無いのに、

澄ましバターなどと戯言しています。

前夜からエビエビとはしゃいでおりました。

そういう嗅覚の鋭さには毎度感心させられます。

 

スタッフが食べやすいように解体してくれます

その間ロブスタートリビアも聞かせてもらえます

 

 

日本人の蟹の食べ方一般論としては、

ぽん酢が大勢だと思います。

でもむかし某ホテルオークラにて、蟹肩を、

済ましバターでいただいた記憶が蘇りました。

ぽん酢など比肩しないくらい衝撃を受けたのです。

ロブスターに澄ましバター、

正しい選択だと思います。

 

渡り蟹のトマトクリームスパゲッティ

正しくアルデンテの巻きやすい品に感心します

 

ワインはソーヴィニヨンブラン。

スクリューキャップながらに酸味が穏やかで美味です。

甲殻類とマリアージュします。

 

フォーリン・ブラウンチーズ

ハーゲンダッツバニラアイスクリームと

キャラメルチーズのコラボレーション

六角形のパイにバニラアイスとチーズが載ります

ナッツとドライフルーツを伴い甘じょっぱく美味です

 

マスカルポーネのベリートライフル

ヨーグルトのニュアンスが爽やかです

乾いたスポンジがフィリングを取り込み

メリハリのある意欲作です

 

こちら様はデセールまで食べたくなります。

クォリティの高さに驚きました。

カフェ利用したいくらいです。

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

北陸のみなさんへ心よりお見舞い申し上げます。