こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

芦原妃名子先生の逝去に接し、

心より哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。

 

先生の作品に触れたことはありませんが、

自死へ至った経緯を汲むと悲しくて言葉もありません。

自身の創作物が歪曲されるのは、

人格を否定されるくらいお辛かったことでしょう。

 

ここからは私見です。

 

漫画がアニメーション化される時は、

原作を概ね忠実に再現します。

ポップカルチャーという同じ括りの中では、

オリジンへのリスペクトが常に意識されます。

 

一方で漫画や小説がドラマ・映画化される時は、

忠実に再現されないのが常のように感じます。

ワンクール/二時間、制約があるのは理解出来ます。

原作を促販するビジネスかもしれませんし、

パラレルストーリーの側面もあるでしょう。

 

少なくとも私が視聴した範囲に、

原作に忠実な実写コンテンツはありませんでした。

そういう点に於いては、原作へのリスペクトが、

足らない業界なのかもしれません。

 

そのような中、

社会実情を鑑みて設定変更される例もあります。

東野圭吾「プラチナデータ」が映画化された時、

水上教授は男性から女性に替わりました。

 

と言いますのも、

プラチナデータの開発者である教授は、

自身の情報がデータベースに無いのをいいことに、

強姦殺人を繰り返します。

 

この設定では世論を敵に回します。

そこで教授は女性という設定となりました。

(鈴木保奈美が演じていたような?)

 

彼女の猟奇殺人の性癖は肋骨集め。

そのような設定に差し替えられたのは、

数少ない好例だと思います。

 

今後、漫画や小説が実写化されるに当たり、

原作者は許諾を渋ることでしょう。

その背景に、

オリジナルを書けない脚本家を指摘します。

 

ジェームス三木、三谷幸喜、橋田寿賀子…

それほどの実力を持たない者が脚色を施すのは、

漫画やアニメを下地にして同人誌を編み出す、

素人同人誌に比肩する能力でしか無いと断じます。

それはパクりのレベルであり、

我が手柄とする風潮は気持ち悪いものです。

ここにオリジンへのリスペクトは皆無です。

 

芦原妃名子先生の犠牲が、

世論を良い方へ導きますように。切に願います。

 

 

献立

沖縄塩焼きそば

 クレソン 豚小間切れ肉 沖縄そば 鰹顆粒

 

沖縄はクレソンの産地でもあります。

おそらく米兵から需要があるものと想像されます。

「風立ちぬ」の中に登場する白人の

「クレソンうまーい」との台詞が思い出されます。

 

 

そんなクレソンを銀座の"わしたショップ"にて、

破格で購入したことがあります。

その時、迷わず沖縄塩焼きそばに仕立てました。

それがおいしかったので再現しました。

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

北陸のみなさんへ心よりお見舞い申し上げます。