こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

一昨日はこの秋はじめて湯舟に湯を張りました。

本当に寒かった夜です。

なので翌日の暑さは殊更堪えました。

先春までは残り湯との格闘が続きます。

 

春になれば すがこもとげて

どじょっこなど ふなっこなど

夜があげたと思うべな

 

発音に東北訛りを入れました。

"げ"の発音は限りなく"ぎ"に近いものです。

琉球語に於いても、

"え"→"い"と変化することに親近感を覚えます。

 

また東北方言では、なんとかっ子、

という表現が多用されます。里芋はいもっこです。

山形県の芋煮も私にとっては「いもっこ汁」となります。

(県人ではありません)

 

 

献立

芋こ汁

 里芋 結び白滝 和牛 白舞茸 三つ葉 薄口醬油

豆腐とへちまの葫白味噌煮

はるみのご飯 (神奈川県産/新米)

 

村山風芋こ汁に於いては、

吝嗇無く和牛を用いたいところです。

赤身はアクが出てぱさぱさしますが、

和牛は脂の旨味が行き渡りアクは少ないです。

葱を買うのを忘れました。ヤッチマッタ

 

同じ山形県と言えど、

置賜・村山と庄内では別物の芋煮です。

内陸では米沢牛に代表される和牛が用いられます。

味付けは醤油です。

 

 

他方、庄内では豚肉を用い、味噌味です。

県内でさえその差異に諍いが生じます。

ひとつの県でもそのような状況ですので、

道州制にて一括りにすることなど愚策と認識しています。

 

昨今はどこもかしこもSCばかりで面白みがありません。

日本全国を同じ規格にするのは地域文化の喪失です。

私は絶対に食べたくありませんが、

雑煮の餅に餡子を入れる文化を護り抜いてください!

応援しています。

 

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

дякую デャークユ。