すこんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

 

日光にもゆばの文化があります。

京都の湯葉と同じく汲み上げ湯葉もあります。

ただし京都では乾燥して保存するのに対して、

日光では油で揚げて保存します。

ちなみに日光ではは「湯波」と表記します。

その種類や保存法は京都に引けを取りません。

 

日光の湯波は金精峠を越えたのでしょう。

群馬県にも揚げゆばが在るのは興味深いことです。

この揚げ湯波がまた、

甘辛い汁にて炊くと絶品なのです。

湯波の美味しさを知って頂きたく紹介させてください。

 

 

献立

揚げ湯葉とがんものこっくり炊き 干し椎茸

湯がき法連草

花びら茸とお揚げの味噌汁 刻み葱

つや姫のご飯 (山梨県産)

 

揚げゆばとお揚げは群馬にて、

がんもと茸は埼玉にて購入しました。

畑のお肉に走るとは老けたものです。

地のものを調理出来るのは料理人冥利に尽きます。

 

 

そこそこの対価に達したので、

保冷バッグはサービスしていただきました。

ありがとうございます。

そして保冷材は冷凍おからでした。

その量は米二合を炊いたご飯程の体積です。

実利を兼ねた粋な計らいです。

 

ゆば屋さんですのでおからは生じるでしょう。

その二次利用は多岐に渡ると思います。

例えばハンバーグやドーナツ、

牧畜の飼料などが挙げられます。

ここにもSDGs実現に向けた、

新しいビジネスモデルの原点を見た気がしました。

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

дякую デャークユ。