こんにちは、
あるいははじめまして。
日々の献立を綴っています。
よろしければ立ち寄っていってください。
霞んだ晴天ながら富士山が見通せました。
それなら件の展望レストランへ行こうよ。
ということで合意しました。
妻は目ざとくエントランスの張り紙を見つけたようです。
「今月末で閉店するんだって!」
あーなるほどね。それは想定内です。
というのも器の建屋は市のものだからです。
ひとつの事業者との契約は与することになるので、
入札や公募にて、
事業者を入れ替えるのが通例です。
それにしても虫の報せだったのでしょうか。
地産地消の食材をカフェ風に仕立てた、
素敵なランチは食べ収めです。
背後ではタウン誌を通じて知ったという御仁たちが、
下界を見下ろして静かにビールを酌み交わしています。
その様はどことなく粋だなと感じました。
献立
ジンギスカン もやし 韮
〆焼きうどん
ときどき羊肉が無性に食べたくなります。
禁断症状と言い換えても構いません。
とは言えジンギスカン鍋を導入するのは過剰投資です。
用途の深いstaubのグリルパンにて代用します。
浸けだれは青森の「スタミナ源のたれ」に、
自家製行者葫醤油を加えます。
一年以上熟成させたそれは、葉が真っ黒に染まり、
刺々しさの無い芳醇な香りがします。
市販の専用たれは、
私には味が強過ぎるので選択肢になり得ません。
グリルパンの溝に焦げたものがまた旨いのです。
まるでもんじゃ焼きの焦げのようなのです。
そう言えば転居してからもんじゃ食べてないす。
新たな禁断症状が発現した瞬間です。笑
前職期に中京圏出身の新人を、
もんじゃに誘ったことがあります。
噂に聞いていたもんじゃは口に合ったようで、
その後も幾度か酒食を共にしたのは良い思い出です。
はじめこそ私が土手を築いて仕上げていましたが、
免許皆伝を告げた時は誇らしげに見えました。
それでも焦げは取り切れないので、
水を注いで潤わせます。
そこにうどんを載せて弱火にて解します。
味付けは余ったたれです。
同じ釜の飯を喰らう家族ですので。
水分は飛ばさず温まったらいただきます。
焦げますので。
お付き合いくださりありがとうございます。
дякую デャークユ。
当地でも桜花がほころびはじめました。