12年目の3.11。
月日を経過したとは言いたくありません。
現在進行中の人々もいらっしゃるでしょう。
心よりお見舞い申し上げます。
そして何よりも、
犠牲になられた方々の鎮魂を心より願っています。
福島第二原子力発電所の少し南、
双葉郡広野町にJERA広野火力発電所があります。
その施設を間近に見る浜に、
友人たちとの旅行の帰途に立ち寄ったことがあります。
そこは波打ち際までが案外広かった記憶があります。
寄せる波と退いた波の巾も広かったので、
誰が最も沖に棒を立てられるか…
などというゲームを思いついて遊びました。
震災よりずっと昔のことです。
また後年、第一原発の北に河口を持つ請戸川にて、
鮭の簗漁を見学したことがあります。
そこでいくら丼をいただき、
紅葉汁というものを知りました。
鮭の頭や骨を煮込んで柔らかくして、
大根と人参の銀杏と共に味噌仕立てにする品です。
請戸川や木戸川に戻る鮭は今でもいるのでしょうか。
震災の四年前のことです。
献立
・ピビンパプ
ナムル盛合わせ (デリ)
合挽肉そぼろ
辛子明太子
刻み海苔
若布スープ
彩のきずなのご飯 (埼玉県神流町産)
今宵は手抜きさせてもらいます。
ナムルと副菜を上手く塩梅してください的な。
まあ私は本場に則って渾然一体と混ぜます。
ピビンパプですので。
コチュジャンは甘く好まないものですから、
辛子明太子にて辛さを加減します。
妻はピビンしないので、
ナムルをご飯に盛りませんでした。
予想どおり惣菜としてつまんでいました。
とは言えさすがに海鮮丼はピビンしない私です。笑
フォリナーによるそのような動画などを観ても、
リスペクトが足りない!
などと目くじらを立てることはありません。
半島のマナーは器を手に取らないものの、
私はフツーに和風を貫き器を手に取りますので。
(でも匙は柄の長いアレでないとイヤだったりします)
お付き合いくださりありがとうございます。
私はニノのファンということは無いのですが、
何故だか彼が主演する映画は観ています。
「青の炎」
「プラチナ データ」
「母と暮らせば」
「ラスト レシピ~麒麟の舌の記憶~」
中でも本日推薦したいのが
「浅田家」です。
ある写真家の物語です。
前半は家族のなりたかった姿を撮影しながら、
コミカルに進んでエンターテインメントです。
後半からは被災地が舞台となります。
津波により流失した写真を回収して、
親族の元へ返す小野(菅田将暉)と出逢います。
その仕事を手伝いながら、父を亡くした少女から
「わたしの家族写真を撮ってほしい」
と懇願されて葛藤する浅田(二宮和也)が描かれます。
「FUKUSHIMA50」と共に、
東日本大震災を回想していただきたく、
推薦したい映画です。