こんにちは、

あるいははじめまして。

日々の献立を綴っています。

よろしければ立ち寄っていってください。

 

重い話をしますので、

お急ぎの方は画像まで飛ばしてください。

 

長弟が死んで満五年の命日です。

自殺でした。

両親は病死と、

ある意味不可抗力だった事を踏まえると、

思い止まらせられたのではないかと悔やまれます。

 

彼はある財閥系化学研究所に就職しました。

その十年後くらいでしたか、組織の再編があり、

西日本へ転勤という局面に立たされました。

その時の言いぐさはこうです。

「あんな田舎に行きたくない」

何贅沢言ってんだよ!という目で見ていました。

 

それで彼は首都圏に残ることを選び、

畑違いの仕事に馴染めず、

転落人生を歩むこととなります。

 

そして遺書にはこうありました。

「自分のパフォーマンスを発揮出来なくなった」

いま思うと畑違いな場に勤めるくらいなら、

転勤を勧めるべきだったのかもしれません。

 

そんな彼が病むずっと以前のことです。

鶴見に短期赴任しているというので、

みなとみらいをぶらつき、

川崎で飲んだことがあります。

そのときふたりで色違いにて購入したジャージは、

(NHLレプリカ風)

今なお私の寝間着として活躍しています。

 

彼の死に顔を見て

「自殺だけはすまい」と決意しました。

 

長弟と両親の命日がこの二十日間に集中することも、

春を喜べない理由のひとつなのです。

 

 

 

献立

鱈のブランダード 葫 マッシュドポテト 牛乳

 コリアンダー 黒オリーブ チャバタ

こごみとカラーピーマンのバーニャカウダソース

オニオンスープ

 

 

鱈の旬もそろそろ終いかと思います。

塩鱈は水分が抜け過ぎて、

マッシュドポテトと馴染みにくいので作るなら今です。

炭水化物と炭水化物、

焼きそばパンに似て共感を覚えるのです。

 

 

お付き合いくださりありがとうございます。

дякую デャークユ。