こんにちは、
あるいははじめまして。
日々の献立を綴っています。
よろしければ立ち寄っていってください。
きょうは啓蟄。
春一番が吹いたのも天の知らせでしょう。
あまりの暖かさにバイクグローブを取り替えました。
いよいよ春本番ですね。
献立
鶏飯
鶏胸肉 鎌倉沢庵 人参 錦糸卵 生木耳
海苔 小葱 生姜
出汁
「鶏飯」は奄美の郷土料理です。
ありあわせで済ませたいので、
私の解釈が加わることご容赦ください。
基本的には、
ご飯に鶏出汁をかけて、
具材と薬味を併せていただく出汁茶漬け的なものです。
何故か実家ではよく出ていました。
馴染み深い味わいです。
先日名を問うた樹が判明しました。
「ミツマタ」
というものらしいです。
お寺さんにあったのは、
釈迦頭のようにも見えるからでしょうか…
お付き合いくださりありがとうございます。
ランチは以前からブックマークしていた蕎麦屋へ。
戸を引くと虚を衝かれたような反応の主でした。
天ぷらを揚げる音に〆た蕎麦を水切る音。
音景の楽しい店です。
ぶっかけながらつゆは徳利で供されました。
しかしながらそのすべてをかけても、
つゆが薄くて蕎麦の香りが引き立ちません。
出汁も返しもきちんとされているのに、
惜しい采配だなと感じました。
蕎麦切は細いものの細切れることはありません。
薬味におろし、茗荷、小葱、白胡麻。
小葱にコシがあるので、
鼻腔に廻る事態はありませんでした。
刻み海苔がとても美味しいです。
管理が良いのだと思います。
海苔と蕎麦が絡み合って、
必要以上に持ち上がることは無く、
適度に手繰れるのは好い印象を得ました。
主のワンオペというのもこちらが気を遣います。
はじめに出された蕎麦茶が、
ぬるかったのは感心しません。
次は無いかと思います。