私は筋を通す性分です。

無理が通って道理が引っ込む憂き世は、

とても居心地の悪いものです。

 

小学三年生にして

「早く死にたい」と口にして、

担任教師にたしなめられたことがあります。

子供心ながら

「この人は一般論でものを言っているに過ぎない」

と冷めた目で見ている偏屈な少年でした。

 

たぶん生まれながらの、

個人主義者なんだと思います。

団結、結束、束縛、

そういう流れが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

そうやってもがきながら、漂流しながら、

結局着地点は見つけられず、

こんな歳になってしまいました。

 

自害した弟の亡骸を見たとき、

自殺だけはすまいと何となく感じたのです。

ならば誰にも邪魔されず、

のらりくらりと余生を送りたいなあ…

そんな心境なのです。

私のポツンと一軒家は探さないでくださいね。

 

身魂を磨いていませんので、

そのうち土に還るでしょう。

その日を待ちわびている昨今です。

 

払った分だけ還付されない年金なんて、

くそ喰らえです。

 

「四十路に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ」

 

この言が私の人生美学を代弁しています。

見苦しくならないうちに終止符を打ちたいものです。

 

 

勧奨退職が認められました。

カネの切れ目が人生の切れ目と、

そんな風に思い描いております。

 

お付き合いくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レタス炒飯なのに、

油光りして罪悪感のある品です。

そうは言っても、

合わされる焼豚がきちんとしているので、

薄味でもまとまってしまうのです。

ときどき食べたくなる魔性の炒飯です。