風の無い日は隣家の屋根を跳ねる
すずめの足音が聞こえます。
こん こん こん
不規則なリズムです。
もちろん
ちゅん ちゅん ちゅるるるるー
という井戸端会議も聞き取れます。
その姿を見ようとレース越しの窓に寄っただけで、
驚いて飛び去ってしまいます。
平安時代の書物には現れる鳥ですので、
日本人との付き合いは千年以上になります。
なのに付かず離れず距離を置くすずめ達です。
天敵から身を守ろうと人里を選んで棲むのに、
人になつかないとは興味深い生態です。
献立
牛肉とセルリ葉の黒胡椒炒め
お揚げと高野豆腐の炊いたん
スナップえんどうマヨ
もずくと人参の味噌汁
とちぎの星のおいしいご飯
今夜は一時帰国しました
葉が黄ばみかけた見切り品
¥50のセルリの葉を使い切ります。
かつお顆粒と塩胡椒のみの味付けです。
ストックの牛肉が
ストロガノフ用に仕込んであったものとは知らず、
べたべたとした仕上がりになったのと、
彩りが悪いのは反省点です。
お揚げさんを縦四っつにカットして結ぶと見栄えします。
ごく稀に
不意に少量のご飯を残すことがあります。
そのご飯を庭に置いておくと、
跡形もなくすずめ達が食べてくれます。
姿を見ることはなくても共に暮らしているようで、
ほんの少しだけやさしい気持ちになれます。
きょうも読んでくださってありがとうございます。