そういうありきたりな事に興味は無いのですが、
昭和も平成も明確に記憶している者として書き留めたくなりました。
時代を評価できるのは、次の時代に移ってから。
そんな新聞記事を読みました。
俺の日記が過去を検証するに足るものとして残せるのなら幸いです。
裕仁殿下の世は長いものでした。
戦争、戦後、経済成長を経た約60年、その間未曾有な災害はありませんでした。
戦犯を逃れた故の罪滅ぼしなのだとしたらラッキだったのかもしれません。
それに比するのは失礼とは言え、
在位は約30年と裕仁殿下の半期ともいえます。
歴史上に未曾有の災害を何度も経験した明仁殿下です。
阪神淡路、新潟、東日本、熊本、北海道…と震災が続いたことには心を傷めたことでしょう。
それらの被災者たちに迷う事無く見舞いを続けたこと、
それらがパフォーマンスでは無かったことは否定できないのではないでしょうか。
生前退位宣言を肯定できたのは、象徴天皇には人権が無いのか?
そんな疑問だったと思います。
国民が持つ基本的人権の尊重が、国民の象徴である天皇も持っているとの共通認識だとしたいのです。
立憲君主制を貫く国民は、
王の存在に誇りを持っているでしょうし、その歴史に誇りを持ってるでしょうし、
何よりも"王"が担保する「国民主権」に信頼してはいないでしょうか。
そういう事象においては今上陛下のこの上ない人道を評価したいと思います.。
令和の和と昭和の和が重なったのは配慮が足りません。
近年使われなかった漢字を用意すべきだったと指摘しておきます。