$アルバレスのブログ

発売:2012年9月
ディスク:1枚11曲(49.8分)


①Two-Pound Torch(5:04)
②Shag Harbour's Visitors(4:22)
③Red-Skinned Scapegoat(5:57)
④Damned Draft Dodgers(3:58)
⑤Amputated Enigma(4:02)
⑥The Golden Square Mile(3:13)
⑦Ominous(3:47)
⑧Cleansing The Hosts(4:32)
⑨Slit Your Guts [Live](3:55)
⑩Benedictine Convulsions [Live](5:13)
⑪Phobophile [Live](5:45)


カナダのデス・メタル・バンド、クリプトプシーの4年ぶり7枚目のアルバム。
あえてバンド名をアルバム・タイトルにした意気込み溢れるアルバムです。

以下、誉めてます。

デス系バンドのヴォーカルと言えば、何を歌ってるのかさっぱりわからないのが相場ですが、このバンドに至ってはそれすらすっ飛ばして雑音の域にまで達しています。
「オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"オ"ヨ"~!!!!」
って感じの奇妙なサウンドに聴こえてしまい思わず苦笑い(^^;

時折、スローな転調があるものの、全体としては、引き金引きっぱなしのガトリングガンの様な超絶ドラミングにガリガリザリザリと鳴るギターと前述の雑音級ヴォーカルの一辺倒で、曲が次に移った事に気付かない事も。
ひたすら熱く、重い、高圧サウンドの繰り返し。

未だ残暑厳しいこの季節に聴くには不釣り合いとは思っても、寒い時期に活躍するバンドとも思えず、やっぱり我慢して聴きましょう。
そうすればきっと突き抜けた快感にぶち当たるかも?

体調不良時に聴くとさらに体調悪化に拍車がかかるかも知れない。
しかし、ストレスが溜まりに溜り、爆発寸前の方は、是非このアルバムを聴いて血圧を天井まで跳ね上げて大爆発して頂きたいですね~

ちなみにBurrn!のアルバム・レビューでは95点でした!