オランダ・英映画
原題:The Human Centipede (First Sequence)
公開:2010年4月
監督、製作、脚本:トム・シックス
出演:
ヨーゼフ・ハイター博士(ディーター・ラーザー)
リンジー(アシュリー・C・ウィリアムズ)
ジェニー(アシュリン・イェニー)
カツロー(北村昭博)
時間:90分

[あらすじ]
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シャム双生児分離術の権威、ハイター博士は新たな生命創造の野望をめざした。
それこそはムカデ人間。
博士は旅行者を拉致し無理やり手術を実施。
ついにムカデ人間が誕生した!

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しかし、良くこんな映画作りましたね~。
そしてそれを観る人間も結構いる(^^;

かつてのB級以下のホラー映画作品は、突拍子もない設定とチープな特殊メイクと素人丸出しの演技力と不自然な編集とを関係者全員のやる気と勢いだけで乗り切るようなところがありましたが(それが良かったとも言えます)、本作は非常に良くできた、ちゃんとした映画になってました。
まず、それが感心したところ。

製作スタッフは"SIX"と言うファーストネームの人で固まってますが本名でしょうか?
"SIXX"と言う人は見たことありますけど…

まぁ、何にしても凄い映画です。

では、登場人物紹介を兼ねて簡単に説明書いときます。

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これがハイター博士。
強烈なキャラです。
めちゃ怖い顔。
吹き替えの若本規夫氏がまた凄いんだこれが。
是非吹き替えで観てください。

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犠牲者1号、2号。
左が最後尾、右が真ん中になる人。

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犠牲者3号。
関西系暴力団員的な人。
先頭の人。

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「あんたがたはこれからこうなるよ~」と説明するハイター博士。
前の人の肛門と次の人の口を単純につなげる外科手術が行われます。
どうなるかは想像通りで、そういうシーンが出てきます。
(まぁ、真ん中の人が苦しそうな顔してるだけですが)
爆笑しました(^^;

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で、こうなります。
この後、ずーっとこの格好。
尻と口にかけて包帯まかれてますが、それ以外は裸。
後ろ2人の女性陣は常に胸も露わなかわいそうな撮影でした。
しかし、こういう役をよく引き受けたもんですね~
ちなみに膝の腱を切られているので四つん這いでしか動けなくされてます。

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これは手術部位のアップ。
想像したくないですなぁ~






結局、旅行者失踪を調査する警察に疑われた博士は刑事との銃撃戦で死亡。
刑事2人も死亡。
ムカデ人間の先頭は自殺、最後尾は病死(?)。
真ん中が泣いてるシーンで映画終了。


そしてなんとパート2が既に!
どうやら、本作を観て感化された男が「ムカデならもっと足が必要だろ!」とばかりに4倍の12人をつなげるとか言う、大変愛すべきバカ映画になってるようです。
DVD化が待ち遠しいですね(^o^)