
本日7/15(日)に行ってきました。
指揮)井上道義
ソプラノ)菅英三子、小川里美、小林沙羅
アルト)三輪陽子、ニン・リャン
テノール)永田峰雄
バリトン)三原剛
バス)オットー・カッツァマイヤー
演奏)名古屋マーラー音楽祭フェスティバル・オーケストラ
合唱)名古屋マーラー音楽祭フェスティバル合唱団
曲目)マーラー:交響曲第8番変ホ長調
去年の初めから始まった名古屋マーラー音楽祭もいよいよフィナーレを迎えます。
トリはマーラー、と言うよりもクラシック界最大規模の交響曲第8番「千人の交響曲」。
思えば2009年にこの曲を聴くためにわざわざ東京まで行って以来、3年ぶりの生演奏。
あの時は新日本フィルで300人くらいの規模でしたが、今回は凄い。
演奏こそアマですが、チラシによると、このプロジェクトに参加したアマオケから選抜された150名のオケに800名の合唱団。
まさに千人規模の演奏。
(実際は800人くらいか?)
この「千人の交響曲」は、まだ今ほどクラシックに興味が無かった学生時代に、たまたまCDショップで見つけ、「何か凄そうだ」と思い買ったのが初聴。
「一度は生で演奏を聴きたい、それも本当に千人規模で」と思っていたものがホントに聴ける、しかも名古屋で。
名古屋やるなぁ~
演奏こそアマですが、指揮の井上道義氏は新日本フィルとマーラー交響曲全曲演奏を行った、マーラーならお手の物の名指揮者。
井上氏指揮の演奏は2010年の第374回名フィル定期演奏会以来で、あの時はショスタコーヴィチの交響曲第7番がメインで、その日に会場で配られたのが名古屋マーラー音楽祭のチラシで、この日が来るのが待ち遠しかった。
愛知県芸術劇場大ホールで最大級に広がったステージに演奏者が勢ぞろいするとこんな感じになります↓

普段、撮影禁止が当たり前のホールですが、今回、演奏後に井上氏が「(演奏終わったし)もう、写真とったり録音したりは自由ですから」と言ってくれたので大手を振って撮りました(^^)
ちょっと小さい画像なんでわかりにくいかもしれませんが、パートや楽器毎に色分けされたTシャツを着てます。
ピンクや黄色や緑、白などカラフルなステージで見栄えも良く楽しい。
そしてこれだけのオケと合唱団が一斉に鳴り、歌いだした時の迫力。
さすが大編成。
面白いですね~
第1部終了時と第2部終了時には5階席?左右の金管バンダが高らかに鳴り響き会場に音楽が満ちて行きます。
しかし、この曲のラスト5分の神々しさったら…
心が震えます。
神に捧げると言うよりも神々の奏でる音楽のような。
あっと言う間の80分でした。
演奏終了後は井上氏が参加各オケ&合唱団を紹介。
その時に、上の方で書いた「写真&録音OK」宣言がありました。
わたしの座ってる位置からはわかりませんでしたが、3階席には宮城から来た合唱団がいたそうです。
最後の記念撮影では「いつも演奏者だけで観客がいない撮影になるので、今回は観客の方も写りましょう」と井上氏が言ってくれたので、みんなで席を立って参加しました。
(ステージ近くの人しか写ってないと思うけど)
この「千人~」は今日が初日で明日が最後。
そして名古屋マーラー音楽祭も明日で最後。
このプロジェクトに参加できた人は一生ものの記念になるでしょうね~。
いつかまた、こういう大プロジェクトやって欲しいものです。
