Accept/Stalingrad | アルバレスのブログ

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最近はガンプラとかをちょこちょこ作ってます。ヘタなりに(^^)

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発売:2012年5月
ディスク:1枚全11曲(56.5分)+DVD1枚

新ヴォーカリスト、マーク・トーニロを迎えた新生アクセプトの2枚目。


①Hung, Drawn And Quartered(4:36)
②Stalingrad(5:59)
③Hellfire(6:07)
④Flash To Bang Time(4:07)
⑤Shadow Soldiers(5:47)
⑥Revolution(4:08)
⑦Against The World(3:36)
⑧Twist Of Fate(5:30)
⑨The Quick And The Dead(4:26)
⑩Never Forget(4:52)
⑪The Galley(7:22)


前作に引き続き、本作の出来も素晴らしい。
これぞアクセプトと言う骨太、重厚HMナンバーに溢れたアルバムになってます。


トップを飾るにふさわしいスピード&パワーチューンの①Hung, Drawn And Quarteredに始まり、
タイトルナンバー②Stalingradは、全体的にダークな雰囲気ををまといながらも後半にはうって変わって哀愁を帯びたギターソロを聴かせ、さらにはアクセプトの代名詞と言える野太い男声コーラスがしっかり入る。
③Hellfireではシャウト系だけではないとばかりに朗々と歌い上げるトーニロが聴け、
非常に激しい、スピード&スクリームナンバーの④Flash To Bang Timeを挟んで、
イントロに静かなアコースティック・ギターを配したマーチ風の⑤Shadow Soldiersと来る。

この前半5曲だけでももう十分堪能できる上に、勝るとも劣らないハイレベルな曲が6曲も続く贅沢さ。

⑩Never Forgetはボーナス・トラックですが、これがボーナス扱いになるくらい豊富な楽曲が準備出来ていたんだなぁと思わせます。

ラストの⑪The Galleyは、アウトロで⑤Shadow Soldiersのイントロ部のような静かなアコースティック・ギター・メロディーで終焉を迎える演出も憎い。

前作でのマーク・トーニロは、ウド・ダークシュナイダーのそっくりさん的な印象が強かったですが、本作ではウド色はそれほど感じられず、さらには③Hellfireの様に歌えるところも見せてくれています。

DVDには2010年と2011年のライブから5曲とビデオ・クリップ2曲が入っているので、ちょっと無理してもこの初回限定のDVD付を+1000円出して買う価値あり。

とにかく、この新生アクセプトは押さえておくべきです。