$アルバレスのブログ


発売:2011年9月
ディスク:1枚 全9曲(77分)+DVD1枚


中心人物のドラマー、マーク・ポートノイの衝撃の脱退から、新ドラマー、マイク・マンシーニ加入後の1作目で2年ぶり通算11作目のアルバム。

曲目は以下の通り。

①On The Backs Of Angels(8:43)
②Build Me Up, Break Me Down(6:59)
③Lost Not Forgotten(10:12)
④This Is The Life(6:57)
⑤Bridges In The Sky(11:01)
⑥Outcry(11:24)
⑦Far From Heaven(3:56)
⑧Breaking All Illusions(12:26)
⑨Beneath The Surface(5:24)

異常なまでに長い曲は無いものの10分超えが4曲も入ってます。
しかし、ほかには3分台の曲もあり、全体的には長すぎてつらい感じは全くなく聴きやすくなったという印象。

いかにもドリーム・シアターらしい①On The Backs Of Angelsで始まり、
メンバーの超絶技巧ぶりが発揮される③Lost Not Forgotten、
感動的なバラード④This Is The Life、
アメリカ先住民のシャーマンの祈りが前後に入った独特のムードを持った⑤Bridges In The Sky、
再び超絶技巧が堪能できる⑥Outcry、
ピアノとストリングス風のキーボードでひたすら穏やかに流れる⑦Far From Heaven、
劇的な展開を見せる⑧Breaking All Illusions、
ジェームズ・ラブリエが朗々と歌い上げる⑨Beneath The Surface。

と、1本の映画を観ているような感覚を味わえる作品になってます。
とっつきにくい難解さはあまり無く、キャッチーなメロディにあふれています。
メンバー・チェンジの影響はほとんど無いかな。
このバンドを聴いた事が無い人の最初の1枚目でも通用しそう。
全曲通しで聴いていたいアルバムです。


ちなみにDVDには新ドラマー、マイク・マンシーニ決定までのオーディション映像(62分)と本アルバムのインストゥルメンタル・バージョンのMP3(9曲)が入ってます。
観てないし、聴いてないけど(^^;