発売:2011年2月
ディスク:1枚 全13曲(63.8分)+DVD1枚
$アルバレスのブログ

フィンランドのメタル・バンド、チュリサスの3rdアルバム。

男臭さがぷんぷんする熱いナンバーや軽妙なナンバー、シンフォニックなものも含めて様々な色を見せてくれるサーカスチックな印象。
ヴォーカリストとしてはちょっと頼りない感じのマティアス・ニーゴルドも聴きようによっては良い味出してるかも。
ところどころにブルータル・ヴォイスで味付けするあたりは中々良いアクセントになってます。

ちょっとアイリッシュ風なイントロの③「Hunting Pirates」、
ほとんどインストゥルメンタルな④「Venetoi! - Prasinoi!」、
コーラスとピアノの入ったドラマティックな⑧「End Of An Empire」、
ストリングスとセリフ入の⑨「The Bosphorus Freezes Over」、
ロシア民謡風の⑪「Rasputin」などバラエティに溢れる楽曲群。

ただ、どうにも企画ものっぽい印象がぬぐえません。

なんでもライブ・パフォーマンスが凄いと言う話なので、CDを聴くだけでもこのバンドの良さは分からないのかも知れません。

と言うわけでチュリサスのレビューは終了。
昨年から買ったはいいけどレビューしてないCDも後7枚。
何とか来月半ばまでには在庫一掃できそうかな。