本日5/21(土)に行ってきました。
指揮)マックス・ポンマー
演奏)名古屋フィルハーモニー交響楽団
曲目)
①ワーグナー: 歌劇『ローエングリン』より第3幕前奏曲
②ワーグナー: 歌劇『ローエングリン』より第1幕前奏曲
③シェーンベルク: 浄められた夜 作品4
④シューマン: 交響曲第2番ハ長調 作品61

このところクラシック・バレエを連続2回観ていたからか、クラシックコンサートがずいぶん久しぶりな気がします。
今回、ちょっと早めに出撃してロビーコンサートを3曲ほど聴いてから会場入り。
最近、名フィルはツイッターも始めてて、そこでつぶやかれていた通り、今回の渋めの選曲のためか7割入りくらいの感じ。
その選曲ですが、ワーグナーの前奏曲2曲はともかく残りの2曲は初めてになります。
この「愛と死」シリーズではちょっと珍し目の選曲がされてる感じで、逆にそれが楽しみでもある訳です。
今回の指揮者のマックス・ポンマー氏は今年75歳のドイツ人指揮者。
かなりの恰幅のよいポンポコおじさんと言う印象。
丁寧に何度も回りに頭を下げている良い感じの方でした。
曲目の①②はワーグナーの歌劇『ローエングリン』より第3幕前奏曲と第1幕前奏曲。
当初の予定では演奏順が逆になってましたが、ポンマー氏の意向でこの順番になったとか。
③シェーンベルクの「浄められた夜」との繋ぎを考慮して、派手な第3幕前奏曲を前にして、その後に静かな第1幕前奏曲を置いたと言う感じでしょうか?
①第3幕前奏曲は、久しぶりにオーケストラ曲を聴いたと言った感じで非常に盛り上がりました。
ワーグナーの代表曲の一つですが、壮麗さ壮大さが表現された演奏だったと思います。
②第1幕前奏曲は打って変わって静かで穏やか、雄大な海や草原の風のような雰囲気(を勝手に感じてました)。
この曲が終わると弦楽器以外が退場して③シェーンベルクの「浄められた夜」。
まずはこのシェーンベルクと言う作曲家、名前すら知らない人でした。
「20世紀のオーストリアの作曲家で12音技法を創始した人」だとか。
さっぱりわかりませんが、何でも12の音を均等に使う作曲法?
まぁ、難しい事は置いといて、この「浄められた夜」と言う曲についてプログラムの解説を読むと、ドイツの詩人デーメルの同名の詩をベースにしたとか。
この詩の概略を簡単にまとめると…
”月明かりの中、冬枯れの森を歩く男女
過ちから妊娠した女性が男性にその事を話す
苦悩する女性に男性は「気にしなくて良い、僕の子として産んでくれ」と言う
二人はキスを交わし月明かりの中、連れ添って歩いていく…”
と言う内容だそうです。
何と心の広い男性だろうかなぁ。
それにしても中々奥の深い物語です。
昔の昼メロにありそうな…
弦楽器のみで演奏される実際の曲も確かにそんな風景が目に浮かぶようでした。
この曲に関してはそれほど難しいものではなく聴きやすいものでした。
残念ながら途中で睡魔に負け瞬眠状態が2度ほど発生。
ま、それくらい心地よい音楽だったと言う事で(^^;
回りにもこっくりこっくりしてる人が結構いました。
ただ、そんな状態でもこの曲が非常に美しいものだと言う事はわかりました。
コンマスの後藤さんは一番好きな作曲家がシェーンベルクだそうで、この曲には非常に力が入ってたんではないでしょうか?
演奏中に笑顔を浮かべてましたし、終わった時には汗びっしょりでした。
大熱演だったんではないでしょうか?
この曲はまともに聴いてみたいと思います。
なのでアマゾンでCD購入しました。
最後は④シューマンの交響曲第2番ハ長調。
これも聴いたことない曲です。
実はわたしはショパン・シューマン・シューベルトの3人のシ徒は昔から大の苦手。
これと言った理由は浮かばないんですが、何故か敬遠している作曲家でした。
その中でもシューマンは筆頭で、ショパンはピアノ、シューベルトは魔王というイメージが付いていましたが、シューマンにはこれと言った印象が全くなく、空気のような存在でした。
今ではクラシックコンサートにも行くし、クラシックのCDも良く買います。
ショパン、シューベルトはCDを買って聴き始めているので徐々に以前の印象は払拭されつつありますが、シューマンはCDもほぼゼロで全く手付かず状態でした。
なので、今回のコンサートはそのマイナスイメージを払拭するいいチャンスかなと思いました。
と言う事を第1楽章、第2楽章の間、考えている内に過ぎ去ってしまい、結局、まだイメージ改善されずじまいかなと思っていましたが、第3楽章辺りからちょっとずつ良さが分かり始めたかなぁと思っている内に最終楽章が終了しました。
もう少しと言ったところで今回は終わりましたが、演奏自体はすばらしいと思います。
個人的な趣味のレベルなのかと思います。
シューマン好きの人には申し訳ありません、あくまで個人的な感想ですので。
逆に、マーラーやショスタコービッチの交響曲が好きなわたしにはシューマンのどんな曲がオススメか教えていただきたいです。

指揮)マックス・ポンマー
演奏)名古屋フィルハーモニー交響楽団
曲目)
①ワーグナー: 歌劇『ローエングリン』より第3幕前奏曲
②ワーグナー: 歌劇『ローエングリン』より第1幕前奏曲
③シェーンベルク: 浄められた夜 作品4
④シューマン: 交響曲第2番ハ長調 作品61

このところクラシック・バレエを連続2回観ていたからか、クラシックコンサートがずいぶん久しぶりな気がします。
今回、ちょっと早めに出撃してロビーコンサートを3曲ほど聴いてから会場入り。
最近、名フィルはツイッターも始めてて、そこでつぶやかれていた通り、今回の渋めの選曲のためか7割入りくらいの感じ。
その選曲ですが、ワーグナーの前奏曲2曲はともかく残りの2曲は初めてになります。
この「愛と死」シリーズではちょっと珍し目の選曲がされてる感じで、逆にそれが楽しみでもある訳です。
今回の指揮者のマックス・ポンマー氏は今年75歳のドイツ人指揮者。
かなりの恰幅のよいポンポコおじさんと言う印象。
丁寧に何度も回りに頭を下げている良い感じの方でした。
曲目の①②はワーグナーの歌劇『ローエングリン』より第3幕前奏曲と第1幕前奏曲。
当初の予定では演奏順が逆になってましたが、ポンマー氏の意向でこの順番になったとか。
③シェーンベルクの「浄められた夜」との繋ぎを考慮して、派手な第3幕前奏曲を前にして、その後に静かな第1幕前奏曲を置いたと言う感じでしょうか?
①第3幕前奏曲は、久しぶりにオーケストラ曲を聴いたと言った感じで非常に盛り上がりました。
ワーグナーの代表曲の一つですが、壮麗さ壮大さが表現された演奏だったと思います。
②第1幕前奏曲は打って変わって静かで穏やか、雄大な海や草原の風のような雰囲気(を勝手に感じてました)。
この曲が終わると弦楽器以外が退場して③シェーンベルクの「浄められた夜」。
まずはこのシェーンベルクと言う作曲家、名前すら知らない人でした。
「20世紀のオーストリアの作曲家で12音技法を創始した人」だとか。
さっぱりわかりませんが、何でも12の音を均等に使う作曲法?
まぁ、難しい事は置いといて、この「浄められた夜」と言う曲についてプログラムの解説を読むと、ドイツの詩人デーメルの同名の詩をベースにしたとか。
この詩の概略を簡単にまとめると…
”月明かりの中、冬枯れの森を歩く男女
過ちから妊娠した女性が男性にその事を話す
苦悩する女性に男性は「気にしなくて良い、僕の子として産んでくれ」と言う
二人はキスを交わし月明かりの中、連れ添って歩いていく…”
と言う内容だそうです。
何と心の広い男性だろうかなぁ。
それにしても中々奥の深い物語です。
昔の昼メロにありそうな…
弦楽器のみで演奏される実際の曲も確かにそんな風景が目に浮かぶようでした。
この曲に関してはそれほど難しいものではなく聴きやすいものでした。
残念ながら途中で睡魔に負け瞬眠状態が2度ほど発生。
ま、それくらい心地よい音楽だったと言う事で(^^;
回りにもこっくりこっくりしてる人が結構いました。
ただ、そんな状態でもこの曲が非常に美しいものだと言う事はわかりました。
コンマスの後藤さんは一番好きな作曲家がシェーンベルクだそうで、この曲には非常に力が入ってたんではないでしょうか?
演奏中に笑顔を浮かべてましたし、終わった時には汗びっしょりでした。
大熱演だったんではないでしょうか?
この曲はまともに聴いてみたいと思います。
なのでアマゾンでCD購入しました。
最後は④シューマンの交響曲第2番ハ長調。
これも聴いたことない曲です。
実はわたしはショパン・シューマン・シューベルトの3人のシ徒は昔から大の苦手。
これと言った理由は浮かばないんですが、何故か敬遠している作曲家でした。
その中でもシューマンは筆頭で、ショパンはピアノ、シューベルトは魔王というイメージが付いていましたが、シューマンにはこれと言った印象が全くなく、空気のような存在でした。
今ではクラシックコンサートにも行くし、クラシックのCDも良く買います。
ショパン、シューベルトはCDを買って聴き始めているので徐々に以前の印象は払拭されつつありますが、シューマンはCDもほぼゼロで全く手付かず状態でした。
なので、今回のコンサートはそのマイナスイメージを払拭するいいチャンスかなと思いました。
と言う事を第1楽章、第2楽章の間、考えている内に過ぎ去ってしまい、結局、まだイメージ改善されずじまいかなと思っていましたが、第3楽章辺りからちょっとずつ良さが分かり始めたかなぁと思っている内に最終楽章が終了しました。
もう少しと言ったところで今回は終わりましたが、演奏自体はすばらしいと思います。
個人的な趣味のレベルなのかと思います。
シューマン好きの人には申し訳ありません、あくまで個人的な感想ですので。
逆に、マーラーやショスタコービッチの交響曲が好きなわたしにはシューマンのどんな曲がオススメか教えていただきたいです。
