5/19(木)に行ってきました。
オーロラ姫)エリシャ・ウィリス
王子)マシュー・ローレンス
振付・演出)ピーター・ライト
指揮)フィリップ・エリス
演奏)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

5/11の「白鳥の湖」に引き続き、2週連続でクラシック・バレエ鑑賞です。
チャイコフスキーの3大バレエと言われているが「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」だそうで、わずか2週で2つも鑑賞出来てしまうとは幸運ですねぇ。
今回も場所は愛知県芸術劇場大ホール。
前回よりは若干後ろですが、ちょっと左端。
これが後々残念な結果になるとは予想もしておらず…
客層は前回に比べると年配者の人が多かったです。
これも後々残念な結果に…
さて、今回のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団ですが、遡れば80年近い歴史を持つ老舗のバレエ団の一つのようです。
前回の「白鳥の湖」ではオデット/オディール役のイリーナ・コレスニコヴァさんがどうやら凄いという話だったですが(実際凄かった)、今回はちらしを見たところでは美術面がかなり凄そう。
本当にこんなステージなのかちょっと懐疑的な気分のまま、会場入りしました。
では、ここから覚えている範囲内での感想を書いていきます。
プロローグ「命名式」
演者の方が一人ステージに登場し大外のカーテンを手で開けていく演出。
カーテンが開くとそこはお城の舞踏会場のような様相。
衣装も小道具も舞台も凝っていて美しい。
精霊のソロの後、手下に担がれた神輿に乗ってカラボス登場。
黒で統一されたドレスを見ると、なんとなく映画のエルヴァイラみたいな。
手下とのダンスは変わった振付で面白い。
ここで休憩15分
第1幕「魔法」
成長したオーロラ姫登場。
演じるエリシャさんは、かなり小柄でかわいらしい感じなので役柄にピッタリ。
4人の求婚者とのダンスの最後の方で長い時間爪先立ち(何て言うの?)するところはかなり大変そうで、見ているこちらもハラハラさせられました。
これが終わるとマントをかぶった人が杖を鳴らして自分に注意を向けさせてオーロラ姫に花束を渡します。
花束の中から糸紡ぎが出てきてオーロラが刺されて倒れ、いったん復活したあと再度倒れ動かなくなる。
激しいフラッシュが瞬きその間に化けてたカラボスが退場し代わりにリラの精登場。
死の代わりに100年の眠りに付くオーロラ姫たち。
奥から順番に森模様のカーテンが下りてきて幕。
この演出も凝ってます。
第2幕「幻影」
場面が変わって王子一行登場。
ひとしきりダンスした後、王子のみ残る。
リラの精が現れ、その他ダンサーたちが登場し、ダンスした後、オーロラ姫登場。
これはリラの精の見せる幻影みたいなものですかね。
王子とダンスの後、いなくなるオーロラ姫たち。
王子は探しに深い森の中へ。
カラボスがちょこちょこちょっかい出す中、正面から森カーテンが1枚ずつ上がって行くと眠っている人たち登場。
リラの精に導かれさらに奥に行くと一番奥にオーロラが眠ってる。
カラボスの邪魔を跳ね除けオーロラにキスしオーロラ復活。
残念ながら席の位置的に肝心なそのシーン見られず。
席が端っこ過ぎだった…
どのタイミングだったか忘れましたが、スモーク焚かれてステージは足元は白い雲のように、ステージ奥は上の方まで白くなる演出も。
スモークはオーケストラピットまで流れ込んでるようでした。
再び休憩15分
第3幕「結婚」
物語的には第2幕で王子とオーロラが出会うシーンでほぼ終わってると言っても過言ではないかと思いますので、この第3幕はハッピーエンドの駄目押し的な気が最初してました。
で、実際始まると…
今度はカーテンが観音開きで開く。
さらに衣装が豪華に。
神輿乗ってネコマスクの男女が登場。
長靴をはいた猫と白い猫のダンスや赤ずきん(実際は山吹色だったけど)と狼のダンスはコミカルで面白かった。
王子とオーロラ姫のダンスとかあって最後は全員がステージ中央に集まり、天井から金色のチャフフレアが降ってきて、(レーダー攪乱もバッチリだなぁ)、なんて思ってる間に終演
実に綺麗。
ちらしの写真通りかそれ以上の美しさでした。
この第3幕で40分くらいありましたがほとんどあっという間に終わった感じ。
オーロラ姫は爪先立ちが多くて、大変そうでした。
王子様のリフトは実にスムースでふわりと浮く感じ(オーロラ姫軽そうだったし)。
ジャンプもスムーズだった。
演じるマシューさんはディズニー・アニメで描かれる王子様のような容姿だったのでこちらもピッタリの配役でした。
「白鳥の湖」はいかにもクラシック・バレエを鑑賞したと言う印象でしたし、オデットのイリーナさんの別次元のような存在感とテクニックが際立ってましたが、今回はダンサー、オーケストラ、ステージ全体を練り上げた総合芸術という印象。
とにかく豪華絢爛で見ていて良い目の保養になりましたし、実際、楽しかった。
今回は前回の反省も踏まえ、とりあえず全曲版のCDを買って聴いておりました。
ただ、「白鳥の湖」よりはインパクトが少なく印象に残る部分も少ない感じでしたが、目の前で繰り広げられるダンスと合致した時は、音だけで聴いていた時の2倍にも3倍にもすばらしく聴こえて、バレエのための音楽なんだなと感じました。
ただ、やっぱり、こういうものを観る時は全体が見渡せる上の階の席が良いですね。
1階では全体が見えないので、群舞のシーンではどうしても平坦に見えてしまいます。
後、気になったのが後ろのおばちゃん二人組。
舞台が始まってても結構うるさいです。
第1幕ではメロディに合わせて鼻歌歌ったり、第3幕では普通の声でおしゃべりしてました。
常連さんらしいですが、クラシックコンサートと違ってバレエの場合は私語とかマナー違反にならないんですかね。
それが無ければもっと良かったんですが。
出来れば3大バレエの最後の一つ「くるみ割り人形」も何とか観てみたい。
わりとハマってしまってる感じです。
プログラムは¥1,000。
後ろ1/3ページは広告ですけど(^^;

オーロラ姫)エリシャ・ウィリス
王子)マシュー・ローレンス
振付・演出)ピーター・ライト
指揮)フィリップ・エリス
演奏)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

5/11の「白鳥の湖」に引き続き、2週連続でクラシック・バレエ鑑賞です。
チャイコフスキーの3大バレエと言われているが「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」だそうで、わずか2週で2つも鑑賞出来てしまうとは幸運ですねぇ。
今回も場所は愛知県芸術劇場大ホール。
前回よりは若干後ろですが、ちょっと左端。
これが後々残念な結果になるとは予想もしておらず…
客層は前回に比べると年配者の人が多かったです。
これも後々残念な結果に…
さて、今回のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団ですが、遡れば80年近い歴史を持つ老舗のバレエ団の一つのようです。
前回の「白鳥の湖」ではオデット/オディール役のイリーナ・コレスニコヴァさんがどうやら凄いという話だったですが(実際凄かった)、今回はちらしを見たところでは美術面がかなり凄そう。
本当にこんなステージなのかちょっと懐疑的な気分のまま、会場入りしました。
では、ここから覚えている範囲内での感想を書いていきます。
プロローグ「命名式」
演者の方が一人ステージに登場し大外のカーテンを手で開けていく演出。
カーテンが開くとそこはお城の舞踏会場のような様相。
衣装も小道具も舞台も凝っていて美しい。
精霊のソロの後、手下に担がれた神輿に乗ってカラボス登場。
黒で統一されたドレスを見ると、なんとなく映画のエルヴァイラみたいな。
手下とのダンスは変わった振付で面白い。
ここで休憩15分
第1幕「魔法」
成長したオーロラ姫登場。
演じるエリシャさんは、かなり小柄でかわいらしい感じなので役柄にピッタリ。
4人の求婚者とのダンスの最後の方で長い時間爪先立ち(何て言うの?)するところはかなり大変そうで、見ているこちらもハラハラさせられました。
これが終わるとマントをかぶった人が杖を鳴らして自分に注意を向けさせてオーロラ姫に花束を渡します。
花束の中から糸紡ぎが出てきてオーロラが刺されて倒れ、いったん復活したあと再度倒れ動かなくなる。
激しいフラッシュが瞬きその間に化けてたカラボスが退場し代わりにリラの精登場。
死の代わりに100年の眠りに付くオーロラ姫たち。
奥から順番に森模様のカーテンが下りてきて幕。
この演出も凝ってます。
第2幕「幻影」
場面が変わって王子一行登場。
ひとしきりダンスした後、王子のみ残る。
リラの精が現れ、その他ダンサーたちが登場し、ダンスした後、オーロラ姫登場。
これはリラの精の見せる幻影みたいなものですかね。
王子とダンスの後、いなくなるオーロラ姫たち。
王子は探しに深い森の中へ。
カラボスがちょこちょこちょっかい出す中、正面から森カーテンが1枚ずつ上がって行くと眠っている人たち登場。
リラの精に導かれさらに奥に行くと一番奥にオーロラが眠ってる。
カラボスの邪魔を跳ね除けオーロラにキスしオーロラ復活。
残念ながら席の位置的に肝心なそのシーン見られず。
席が端っこ過ぎだった…
どのタイミングだったか忘れましたが、スモーク焚かれてステージは足元は白い雲のように、ステージ奥は上の方まで白くなる演出も。
スモークはオーケストラピットまで流れ込んでるようでした。
再び休憩15分
第3幕「結婚」
物語的には第2幕で王子とオーロラが出会うシーンでほぼ終わってると言っても過言ではないかと思いますので、この第3幕はハッピーエンドの駄目押し的な気が最初してました。
で、実際始まると…
今度はカーテンが観音開きで開く。
さらに衣装が豪華に。
神輿乗ってネコマスクの男女が登場。
長靴をはいた猫と白い猫のダンスや赤ずきん(実際は山吹色だったけど)と狼のダンスはコミカルで面白かった。
王子とオーロラ姫のダンスとかあって最後は全員がステージ中央に集まり、天井から金色のチャフフレアが降ってきて、(レーダー攪乱もバッチリだなぁ)、なんて思ってる間に終演
実に綺麗。
ちらしの写真通りかそれ以上の美しさでした。
この第3幕で40分くらいありましたがほとんどあっという間に終わった感じ。
オーロラ姫は爪先立ちが多くて、大変そうでした。
王子様のリフトは実にスムースでふわりと浮く感じ(オーロラ姫軽そうだったし)。
ジャンプもスムーズだった。
演じるマシューさんはディズニー・アニメで描かれる王子様のような容姿だったのでこちらもピッタリの配役でした。
「白鳥の湖」はいかにもクラシック・バレエを鑑賞したと言う印象でしたし、オデットのイリーナさんの別次元のような存在感とテクニックが際立ってましたが、今回はダンサー、オーケストラ、ステージ全体を練り上げた総合芸術という印象。
とにかく豪華絢爛で見ていて良い目の保養になりましたし、実際、楽しかった。
今回は前回の反省も踏まえ、とりあえず全曲版のCDを買って聴いておりました。
ただ、「白鳥の湖」よりはインパクトが少なく印象に残る部分も少ない感じでしたが、目の前で繰り広げられるダンスと合致した時は、音だけで聴いていた時の2倍にも3倍にもすばらしく聴こえて、バレエのための音楽なんだなと感じました。
ただ、やっぱり、こういうものを観る時は全体が見渡せる上の階の席が良いですね。
1階では全体が見えないので、群舞のシーンではどうしても平坦に見えてしまいます。
後、気になったのが後ろのおばちゃん二人組。
舞台が始まってても結構うるさいです。
第1幕ではメロディに合わせて鼻歌歌ったり、第3幕では普通の声でおしゃべりしてました。
常連さんらしいですが、クラシックコンサートと違ってバレエの場合は私語とかマナー違反にならないんですかね。
それが無ければもっと良かったんですが。
出来れば3大バレエの最後の一つ「くるみ割り人形」も何とか観てみたい。
わりとハマってしまってる感じです。
プログラムは¥1,000。
後ろ1/3ページは広告ですけど(^^;
