ワンコの思い出「覚えたこと」 | アルバレスのブログ

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最近はガンプラとかをちょこちょこ作ってます。ヘタなりに(^^)

第13話「覚えたこと」


先日の震災では人もさることながら多くのペットたちも被害にあったと思います。
人とペットを同列に扱う事は出来ないと言う人が大半だと思いますが、ペットを飼っている人にとってはペットも家族同然。
TVではあまり取り上げられませんが、ペットが救助されたり、ペットと一緒に避難している人たちもいるようです。
震災前の半分でもいいから早く復興する事を願うばかりです。

さて、今回は愛犬がウチに来てから覚えたことを色々と思い出してみたいと思います。

子犬を飼い初めて最初に覚えて欲しいのは、やっぱりトイレですよね。
ウチでも最初は色々と失敗しました。
いろんなところにオシッコしてました。
色々と悩んで、ペットショップに相談しました。
結局、ペットショップで教わったとおり、一度匂いの付いたものをいつも同じところに置き、それ以外の場所でした場合は徹底的に掃除して匂いを残さないようにしました。
これでやっとトイレの場所は覚えました。
2ヶ月くらいはかかったかな?
ちょっと昔なので忘れ気味ですが(^^;
そうそう、ウチに来たのは生後2ヶ月でした。

水を飲むのはペット用給水ボトルでした。
ボトルがどんなものかはワンコを飼ってる人ならわかると思いますが、知らない人は下の方のおまけ動画1をご覧下さい。
ペット用給水ボトルから水を飲むワンコの姿が映ってますんで。
いつからそうしたのかちょっと覚えていませんが、キッチンの端っこに取り付けてました。
ちゃんとそこまで行って飲んでました。
亡くなるまでの12日間、足腰が完全に立たなくなるまでは、何としてでもトイレと水はいつもの場所で。
そうしようと必死に立ち上がろうとしていた姿が思い出されます…

家族については特に苦労する事なくすんなり受け入れたようですが、やっぱり最初の内は、知らない人と家族の区別が付かなかったですね。
まぁ、これは時間と共にすっきり解消しました。

寝場所については直ぐに自分で決めたようです。
ウチに来た初日は2階の妹の部屋で寝ましたが、翌日からは1階でないと寝なくなりました。
2階に連れて行くと、「下ろしてー!」と扉を叩いて叫ぶようになりました(^^;
普段、ズッーと1階にいるんで、寝るときだけ2階と言うのは理解できなかったようです。
やっぱり同じところが安心するわけですね。

そしてワンコを飼ったら絶対やるのがお手・おかわり・お座り・伏せ・待て。
これはかなり教え込みました。
繰り返し繰り返し。
彼もがんばって覚えてくれて、一通りやれるようになりました。
決して頭が悪いとか、もの覚えが悪いとかではなく、やる気が出るか出ないかと言う事の方が大きかったと思います。
ちょっと頑固なところもあって、気が乗らない時は嫌だって事になる。
そういう性格も可愛いんですがね~(^^)
年とって耳が悪くなったらやらなくなりました。
こっちが何を言ってるのか分からなかったんだろうな…
ちなみにこの芸の一部は下の方のおまけ動画2でご覧下さい(^^)

続いて動物編。
まずはネコ。
ネコはいつのまにか天敵になってました。
多分、我々が悪いんだろうな。
ウチの家の庭は野良ネコの通り道だったんで、窓越しにちょくちょくネコを見かけます。
そんな時「ほら!ネコ!」と知らせると、外に向かって「ワン!ワン!」と吠え掛かります。
その内、こっちが「ネコ!」と言うと、ホントは何もいないのに外に向かって「ワン!ワン!」と吠えるようになりました。
ネコ=外と言うのを覚えたんですね。
でも決してネコに対して敏感と言うわけでもありませんでした。
実際、散歩の時に目の前をネコが歩いていても全然気づかなかったから。
「ネコだよ!」と教えてやるとやっと探し始めて、すでに通り過ぎたあたりに向かって「ワン!ワン!」
面白かったな(^^)

次は、と言ってもこれで最後ですが、ネズミ。
ウチの近くに会社があったんですが、ある時改装で色々と取り壊した事があります。
で、そこから逃げてきたネズミがウチに入り込んだようです。
ネズミは昼でも夜でも平気で天井裏でガサゴソやってました。
1階と2階の間でも同じ。
なので、天井でガサゴソと音がするたびに上を見上げて壁を叩いたり、天井を叩いたりしてましたが、それを覚えたようです。
なので「ネズミ!」と言うと上を見上げるようになりました。
これは我が家では結構感動してました。
「ウチのコは頭が良いなぁ」と。
親バカぶり発揮ですな(^^;

最後に覚えてもらってうれしかった事。
彼がウチに来た頃は両親もわたしも妹も働きに出てました。
当時は祖母が健在で、彼はいつも祖母と留守番してました。
仕事に出てる家族は帰りがバラバラ。
彼はきっとみんなが帰って来るのを首を長くして待っていてくれたんでしょう。
だから、それぞれが帰ってくる時間をいつのまにか覚えました。
そろそろ帰って来る頃だと思うと玄関まで行って待ってくれてます。
ウチの前を歩いていると、中から「ワン!ワン!」と吠える声が聞こえます。
玄関を開けるともうそこに彼がいます。
いつもそうでした。
家族より待っててくれてる気がするくらい。
これも年をとってからは寝てる時間が長くなり、帰って来る頃は寝てる方が多くなりました。
これは勤務地が遠くなり、どうしても帰りの時刻が前より遅いことが多くなったのも大きな要因で、以前の勤務地の時の帰って来る時刻になると、やっぱり玄関で待っててくれたそうです。
こういけなげなところがワンコを飼う事の喜びの大きさですね(^^)

[おまけ動画1]
水飲んでるところ。(生後5ヶ月)
ワンコ飼ってない人にはこういうボトルの存在は知らないでしょうね。
こういうのがあるんですよ(^^)


[おまけ動画2]
芸をご披露しているところ。(生後11ヶ月)
おやつのために必死です。
この頃は茹でたニンジンをやってたんです。