発売:2010年11月
ディスク:1枚 全13曲(50.6分)
ノルウェーの女性シンガー、イッサのデビュー・アルバム「サイン・オブ・エンジェル」
「Burrn!」のレヴューで95点という高得点を得たこのアルバム。
正直言って「結局、ガール・ポップがちょっと激しくなっただけでしょ?」と思いながら聴いた①「Angels Crying」でその偏見が一気に吹き飛ばされました。
完全に正統派HM。
そして既に名曲と言っても良いほどの完成度。
良い意味での裏切られっぷりは痛快です。
全体通して、80~90年代の全盛期のHR/HMのような曲が並び、女性シンガーとは思えないほど、割とゴツゴツしたHMをやってます。
ほとんどがミドルからスローテンポの曲で、イッサの声はちょっと低めで軽さはほとんどないです。
気になる点と言えば曲の終わりがちょっと無造作かな。
どれもレベルの高い曲ですが、その中で①以外に上げると、
③「Give Me A Sign」
⑦「Unbelievable」
⑧「How Will I Know」
あたりがお気に入り。
女性ボーカルだと言って侮ってはいけないという事が良く分かる1枚です。
