フランス映画
原題:La Horde
公開:2010年7月
監督:ヤニック・ダアン、バンジャマン・ロシェ
出演:
ウエス(ジャン=ピエール・マルタンス)
オロール(クロード・ペロン)
アデ(エリック・エブアニー)
ボラ(ドゥードゥー・マスタ)
時間:96分
[あらすじ]
仲間を殺され復讐に向かった警察官のウエスたちは、犯人の○○が潜む高層マンションに突入するが逆襲に遭い捕らわれの身となる。
しかし、その時、生き返った死者に襲われ、一時共闘して脱出を図るが…
前半の25分くらいまではゾンビは出てこず、クライム・ムービーのような印象。
それがいきなり全力疾走感染型のゾンビ・ムービーに変身。
最近良くある元気なゾンビの中でもかなり元気なゾンビが大量に出てきます。
それに対して素手で殴りかかったり、動けなくしておちょくったりと人間側もかなりイっちゃってる。
出てくる人間は、暴力警官と敵対するギャングとゾンビ狩りを楽しむジジイ。
移民問題で揺れるフランスらしく、ナイジェリア移民でギャングの黒人兄弟の差別問題もちょっとだけ絡めてたりもします。
とにかく執拗な暴力シーンは、ちょっと「レザボア・ドッグス」的でもあり、フランスらしい執拗さとも言えそうで、意外なラストも含めて、ただのゾンビ映画では無いパワーを感じさる作品で、その道の方々には話題になったというのも頷けます。
ちなみに、何故死者がゾンビ化したのかは一切語られないので、何らかの答えが欲しい人向けの映画にはなってません。
血は多く流れますが、切株的要素や人体破壊シーンはそんなにありません。
その少ない箇所を紹介します。

最初に出てくるゾンビがショットガンで頭を吹き飛ばされるシーン。
最近はこういうのが出ると思わず吹いてしまう(^^;
最初にそう思ってから、どうしても頭から離れられなくて…
コンサート風景のような。
国府宮のはだか祭思い出した(^^;




