アメリカ映画
原題:An American Werewolf in London
公開:1981年公開
監督:ジョン・ランディス
特殊効果:リック・ベイカー
出演:
デヴィッド(デヴィッド・ノートン)
アレックス(ジェニー・アガター)
ジャック(グリフィン・ダン)
時間:97分

「ハウリング」の後、登場した狼男物ホラー映画で、個人的にはこっちの方が好きなので購入。
主演のデヴィッド・ノートンと徐々に体が腐っていくゾンビメイクで登場する友人ジャック役のグリフィン・ダンの音声解説などの特典映像集やマウスパッドがオマケに付いたDVDです。
本作の偉業としては完全に明るい状況で克明に変身シーンを再現したところ。
手の平が伸び、口が伸び、体毛が生え、背骨がゴツゴツと山なりになって狼男に変身していくシーンは眼を見張るものがありました。
全裸で特殊メイクに挑んだノートンもがんばりましたが、やはり特殊メイクのリック・ベイカーの渾身のメイクっぷりが凄い。
登場人物としては主人公デヴィッドの友人で、冒頭で狼男に殺されるジャックの変貌振りも必見。
狼男の呪いで成仏できないジャックは、一命を取りとめ、狼男としての遺産を引き継いだデヴィッドにしきりに自殺を勧めに来ますが、現れるたびにどんどん腐敗が進んでいきます。
その変化がコレ↓

悲壮感はまるで無くあっけらかんとした語り口でありながらこの姿というギャップの面白さ。
良く考えれば、狼男という古典的モンスターとゾンビという比較的新しいモンスターとのコラボとも言えます。
物語はコメディタッチで進みます。
BGMも明るい曲が使われますし、コミカルなシーンも多い。
(変身のシーンでミッキー人形が差し挟まれたり)
このあたりは監督ランディスの真骨頂ですね。
ただ、本作は単純なホラーコメディではなく、人間以外の異形のものとなってしまった男と彼を愛する恋人の苦悩、そして周りの人々の恐怖と死を扱った悲劇の側面もしっかり残されています。
そんな風に思えるようになったのは結構時間が経ってからでしたが(^^;
ちなみにこの人がヒロイン役(看護士)のジェニー・アガター
ヒロインにしてはお姉さん度が高い気もしますし、かなりエロイ(^^;

この後、1997年には続編の「ファングルフ/月と心臓」(原題:An American Werewolf in Paris)が公開されますが、本作とはほとんど関連なし。
舞台がパリでエッフェル塔が出てきたり、地下クラブみたいなところが出てきた記憶くらいしかなく、インパクトは本作には及ばない感じ。
ちなみに最近は”狼男”と言う表記ではなく”狼人間”とか”人狼”という表記が多くなってきました。
こういう世界にも男女同権思想が浸透してきた証拠かな。
これで買ったDVDシリーズも「あ行」が終了したので、次回からは「か行」に入ります。
では、本作のエンディングで唐突に始まるThe Marcelsの「Blue Moon」のライブ映像をどうぞ(^^)
原題:An American Werewolf in London
公開:1981年公開
監督:ジョン・ランディス
特殊効果:リック・ベイカー
出演:
デヴィッド(デヴィッド・ノートン)
アレックス(ジェニー・アガター)
ジャック(グリフィン・ダン)
時間:97分

「ハウリング」の後、登場した狼男物ホラー映画で、個人的にはこっちの方が好きなので購入。
主演のデヴィッド・ノートンと徐々に体が腐っていくゾンビメイクで登場する友人ジャック役のグリフィン・ダンの音声解説などの特典映像集やマウスパッドがオマケに付いたDVDです。
本作の偉業としては完全に明るい状況で克明に変身シーンを再現したところ。
手の平が伸び、口が伸び、体毛が生え、背骨がゴツゴツと山なりになって狼男に変身していくシーンは眼を見張るものがありました。
全裸で特殊メイクに挑んだノートンもがんばりましたが、やはり特殊メイクのリック・ベイカーの渾身のメイクっぷりが凄い。
登場人物としては主人公デヴィッドの友人で、冒頭で狼男に殺されるジャックの変貌振りも必見。
狼男の呪いで成仏できないジャックは、一命を取りとめ、狼男としての遺産を引き継いだデヴィッドにしきりに自殺を勧めに来ますが、現れるたびにどんどん腐敗が進んでいきます。
その変化がコレ↓

悲壮感はまるで無くあっけらかんとした語り口でありながらこの姿というギャップの面白さ。
良く考えれば、狼男という古典的モンスターとゾンビという比較的新しいモンスターとのコラボとも言えます。
物語はコメディタッチで進みます。
BGMも明るい曲が使われますし、コミカルなシーンも多い。
(変身のシーンでミッキー人形が差し挟まれたり)
このあたりは監督ランディスの真骨頂ですね。
ただ、本作は単純なホラーコメディではなく、人間以外の異形のものとなってしまった男と彼を愛する恋人の苦悩、そして周りの人々の恐怖と死を扱った悲劇の側面もしっかり残されています。
そんな風に思えるようになったのは結構時間が経ってからでしたが(^^;
ちなみにこの人がヒロイン役(看護士)のジェニー・アガター
ヒロインにしてはお姉さん度が高い気もしますし、かなりエロイ(^^;

この後、1997年には続編の「ファングルフ/月と心臓」(原題:An American Werewolf in Paris)が公開されますが、本作とはほとんど関連なし。
舞台がパリでエッフェル塔が出てきたり、地下クラブみたいなところが出てきた記憶くらいしかなく、インパクトは本作には及ばない感じ。
ちなみに最近は”狼男”と言う表記ではなく”狼人間”とか”人狼”という表記が多くなってきました。
こういう世界にも男女同権思想が浸透してきた証拠かな。
これで買ったDVDシリーズも「あ行」が終了したので、次回からは「か行」に入ります。
では、本作のエンディングで唐突に始まるThe Marcelsの「Blue Moon」のライブ映像をどうぞ(^^)