アメリカ映画
公開:1997年公開
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:
ハリソン・フォード(マーシャル大統領)
ゲイリー・オールドマン(コルシュノフ)
ウェンディ・クルーソン(マーシャル大統領夫人)
ウィリアム・H・メイシー(コルドウェル少佐)
グレン・クローズ(ベネット副大統領)
ユルゲン・ブロホノフ(ラデク将軍)
時間:125分


[あらすじ」
「テロに絶対屈しない」大統領マーシャルとその家族、スタッフが乗った大統領専用機がロシア人テロリストたちにハイジャックされた。
彼らの要求はロシアで拘留されているラデク将軍の解放だった。
これが達成されない間は30分毎に人質を1人ずつ処刑すると言う。
そして最初の30分で遂に犠牲者が。
機上では拘束を逃れたマーシャル大統領が一人、テロリストたちとの対決に臨む!


このDVDを買った最大の理由は内容よりもホームシアター効果を楽しむためでした。
6畳の狭い部屋ですが、ささやかながらホームシアターセットを組んであるわが部屋で、最大限に効果のありそうな映画というと、ホラー映画のような背後をうごめく怪しい足音ではなく、大爆発や激しい空中戦といった派手な効果のある映画が良いと思ったわけです。
本作は主人公であるマーシャル大統領が終始飛んでる航空機上にいて、その周りで色々な事が起こるという正にこの範疇に合致する映画だなぁと。
(他にもこの選択肢から選んだDVDが幾つかあるので、その内紹介します(^^))
で、その効果ですが、エアフォース・ワンや戦闘機の飛び交うシーンでは後ろから前、右から左と轟音が行きかい、「5.1chすげぇ」と堪能できるものでした。


内容としては、戦闘機乗り出身の大統領(前回紹介した「インデペンデンス・デイ」も同じだな)が、大統領専用機内で一人テロリストと対決するという、ありえない事を映像化するいかにも映画的な話で、でも、そこはそれ、アクション映画なんだから細かい事言うなって感じです(^^)
飛んでる飛行機から飛行機へ脱出するとかも、いいじゃんって事で。
最後の大統領専用機の海上墜落シーンは今のCG技術ならもっとリアルに出来るだろうな。
ちなみにエアフォース・ワンと言うのは大統領が乗ってる航空機を意味するコールサインなので、そういう名前の航空機ってわけではありません。


色々と有名な俳優が出演してますが、わたしとしてはコルドウェル少佐役のウィリアム・H・メイシーに注目。
$アルバレスのブログ


脇役として数々の映画やドラマに出演している、小柄な優しい顔立ちのおじさんで、今回は軍人役ですがちょっと軍人には見えないかな。
彼の役としての印象は、わたしの場合ただ一つ「ER 救急救命室」の第1~4シーズンに出演していたモーゲンスタン部長のイメージ。
部下思いでユーモアもあり外科医としての腕も確かなER部長役で、彼の人柄そのものと言った感じでした。
去り際はちょっと残念でしたけど。


「ER 救急救命室」は15年も続いた長寿番組で、その長い歴史の中には色々なゲストが出演しています。
一時期モーゲンスタン部長の代わりに来たER部長役にはマイケル・アイアンサイド、HIVの息子を持つ中国系の若い母親役でルーシー・リュー、ホームレスの少女役のキルスティン・ダンスト、コンビニ強盗役のユアン・マクレガー、患者としてやって来た司教役にジェームズ・クロムウェル、外科インターン役のドン・チードル、アル中患者役でレイ・リオッタ、他にもジェームズ・ウッズ、フォレスト・ウィテカー、ピーター・フォンダ、ダコタ・ファニング、シャイア・ラブーフ(本当に子供の頃)など。
現在、第14シーズンまでDVD発売中で、BSでは最終第15シーズン放映中。
BS入ってないわたしはDVD出るまで待つばかり。
というわけで、第12シーズンまで流れていたERのテーマ曲をどうぞ(^^)