発売:2010年9月
ディスク:1枚 全12曲(53.2分)
アメリカのメロディアス・ハードロック・シンガー、ケヴィン・チャルファン率いるトゥー・ファイアーズの8年ぶりの3rdアルバム「バーニング・ブライト」です。
何と言ってもヴォーカルのケヴィンの歌声が良いですね。
爽やかで伸びやかでビブラートも良く利いてる、たま~に元スティクスのデニス・デ・ヤングっぽく聴こえる事もある(気のせいかも(^^;)
わたしの好きなタイプのヴォーカルです。
何度か正式なジャーニーのフロントマンになりかけては挫折した事があるそうですが、その悔しさはジャケットに表れているらしい…
(下の本作のアルバムジャケットを見ると何となく分かります(^^;)
楽曲も全体的にレベルが高く、アップテンポ・ミドルテンポ・スローナンバーがバランスよく配され、アルバム構成も巧い。
個人的にはヴォーカルの巧さが際立つスローナンバーの③「Some Things Are Better Left Unsaid」、⑤「Shattered Without」、⑪「All For One」や、ブルージーな⑧「Still In Love」が良いですね。
ボーナストラックの⑫「Shattered Without You (Acoustic Re-Mix)」は⑤のアコースティク版ですが、こちらも味わいがあっていい。
激しさは無いですが、おとなしすぎるというわけでもなく、安心して聴けるアルバムです。
