2010年発表。

新書1冊、230ページ

読んだ期間:2日




[あらすじ]

前作「対馬奪還戦争」で一応の休戦にこぎつけた日韓だが、韓国軍の手薄を突いて北朝鮮が南進を開始。

予想外の大勢力での侵攻を許した韓国はあっという間にソウルまで攻め込まれる。

つい半日前まで戦い合っていた相手とは言え、北の侵攻を見過ごすわけには行かない日本は、韓国軍と共同で北朝鮮にあたる事に。

そんな中、北朝鮮の奥深くから何発もの弾道弾の軌跡が…

日本は火の海となるのか?




というところで1巻目は終了。

非常に興味深い終わり方なので次巻への引っ張りは見事に決まってます。

戦闘シーンは相変わらずで、変な表現ですが、肩の力を抜いて安心して読めます。

小難しい理屈が無いのが著者の特徴ですんで(褒め言葉です)。




実際、このような流れがあった場合、やはり日本は昨日の敵と共に戦う事になるんだろうな。

それにしてもいい加減、米軍が出てこないとおかしくないか?

この1巻目はほぼ日韓側からの目線で書かれているので、北側の目線は次巻からになるのか?




現実の政治でも本書に描かれるように骨のある対応が欲しいところですが、最近のニュースを見ると非常にがっかりします…




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