アメリカ映画
公開:2010年5月
監督:スコット・スチュワート
出演:
ポール・ベタニー(ミカエル)
ルーカス・ブラック(ジープ)
タイリース・ギブソン(カイル)
エイドリアンヌ・パリッキ(チャーリー)
ケヴィン・デュランド(ガブリエル)
ウィラ・ホランド(オードリー)
デニス・クエイド(ボブ)
時間:100分
[あらすじ]
人類に愛想を尽かした神は天使たちに人類抹殺指令を下す。
しかし、人類を愛せよと語っていた神の神意を計りかねた大天使ミカエルは、運命の子誕生を果たすため一人天使軍に戦いを挑む…
あらすじ的にはこんな感じになります。
ずいぶんあっさりした感じですが、ホントにこれだけなんで…
天使の戦いぶりってのが無差別憑依というもので、デーモン族の戦いのようです。
それに天使に憑依された人間は悪魔のような変貌を遂げるので、全く「デビルマン」の世界。
ただ、憑依人間のはっきりした描写は4箇所(4人)だけで、あとは普通の人々が群がって向かってくる程度のため、CGやVFXなどに金を掛けられなかったんだろうなと思わせます。
憑依の際の描写は、「マトリックス」で一般人がエージェントにとり憑かれる時と同じ。
天使然としている登場人物は神の命令に忠実なガブリエルと、人類救済に命を掛けるミカエルのただ2人のみ。
ミカエルは人間の姿になって、ひたすら銃や拳で戦い、ガブリエルは刃物だらけの金属球が先端についた棍棒を振り回すという、あまり洗練されていない戦いに終始します。
運命の子と言うのも何だか唐突にそんな設定が出てくるし、それを身ごもっているチャーリーというのがヒロインらしいんですが、相手が誰だがわからんような子を身ごもるようなアバズレ系なんであまり感情移入できず。
そもそもホントに誰の子か分からず…
まぁ、はっきり言ってB級まっしぐらの映画です。
天使同士の戦いを描いた映画と言うと「ゴッド・アーミー」が直ぐに浮かびますが、面白さ的には比べるべくもなく。
「ゴッド・アーミー」でガブリエル役をやっていたのはクリストファー・ウォーケン。
都合3作作られているようですが、全部観たかどうか記憶にないなぁ。
本作での俳優陣は、有名どころではデニス・クエイド。
アメリカ映画でよく見かける、田舎にポツンと一軒だけある「○○の店」の店長役。
店の客の中には「トランスフォーマー」シリーズで兵士役のタイリース・ギブソン。
ミカエル役はポール・ベタニー。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」で驚異的な身体能力を見せる殺し屋修道士役の人。
殺し屋から天使に昇格しました。
では、ここからダイジェストをお送りします。
ボブ役のデニス・クエイド。
最初から最後まで結構ちゃんと出演してます。

ボブの息子ジープ役のルーカス・ブラック。
一応ヒーロー役になるのかな?
チャーリーに対して報われない恋心を抱き続けていて、ボブに「いい加減に眼を覚ませ」と諭されますが…

がさつなヒロイン、チャーリー役のエイドリアンヌ・パリッキ。
見た事あるような無いような…
ガブリエル役のケヴィン・デュランド。
こちらもそれほどでも…

店の客の一人、オードリー役のウィラ・ホランド。
個人的にはこちらの方がヒロインっぽい。

憑依人間2号(おばあさん)。
伝説のスパイダーウォークを披露します。






