発売:2010年7月
ディスク:1枚 全11曲(42.6分)


スウェーデンの正統派HMバンド、エンフォーサーの2nd。
個人的には今回初。


80年代を懐古するムーヴメント、”NWOTHM”の代表的なバンドの一つとの事で、曲調はまさにまっしぐら。


スローナンバーは一切無く(⑥「Enforcer」の後半がスローなインストになるくらい)ほとんどがスピードナンバーという印象。
ちょっとバタバタした感じの曇った音数の多いドラムと懐メロっぽいベースが耳に残ります。
また、かなり甲高い声のオロフ・ヴィクストランドのスクリームも冴えてます。
楽曲自体のレベルも演奏のレベルも高いんですが、さっきも書いたようにほぼスピードナンバー一辺倒に聴こえてしまうため、最初聴いた時は良いなと思いながらも、何度か聴いているとみんな同じに聴こえてしまう…
もうちょっと変化が欲しいかな。
ただ、②「Roll The Dice」のギターソロとミドルテンポの④「Running In Menace」は好きです。
ちなみに⑪は日本版ボーナストラックで②「Roll The Dice」のデモ・ヴァージョン。


ここからは雑談ですが、このバンドのスタンスとしての”NWOTHM”の元になった、70年代末~80年代初頭にかけてイギリスで起こった「ニュー・ウェイヴ・オヴ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル」の略称が”NWOBHM”ですが、こう書いて何と読むのが正解?
元の意味の「ニュー・ウェイヴ・オヴ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル」と読むのか、
アルファベット読みして「エヌ・ダブリュー・オー・ビー・エイチ・エム」と読むのか、
ムリヤリ「ンウォブフム」とか読むのか?
どう読んでも長かったり読みにくかったりするんですけど。
じゃあ、”NWOTHM”は?
「ニュー・ウェイヴ・オヴ・トラディショナル・ヘヴィ・メタル」と読むのか、
「エヌ・ダブリュー・オー・ティー・エイチ・エム」と読むのか、
「ンウォットフム」と読むのか?
疑問は尽きません…



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