発売:2010年6月
ディスク:1枚 全14曲
前作から約13年ぶりの再結成版。
個人的にはY&Tは「BEST OF '81 TO '85」を1枚持ってるだけのあまり聴かないバンド。
その1枚もそんなに聴き込んでいないので、正直言って代表曲も思い出せない状態です。
本作を一聴しての感想は、「20年前のアルバムと言われても違和感ない」というもの。
古臭いというよりも懐かしい感じの作りです。
曲調もそうですが、楽器の音が昔調な印象。
逆に言えば、彼らのスタイルを推し進めた結果とも言えるのかな。
なのでオールドファンの方々には好評だと思います。
全体的に骨太なHR。
ベースが結構前に出てきてる感じです。
①「Prelude, On With The Show」はインストで、これにナレーションが入り「これからショーが始まるよ~」と誘ってくれます。結構良い雰囲気です。
②「On With The Show」はベースが印象的なスピードナンバー。
③「How Long」は前半部分がBlack Sabbathの「Heaven and Hell」を髣髴とさせます。
⑦「I'm Coming Home」はヴォーカルのデイヴ・メニケッティの伸びやかなヴォーカルが聴ける1曲。
⑨「Hot Shot」はストレートなロックナンバー。
⑩「Blind Patriot」はテンポの良いスピードナンバー。
⑪「Don't Bring Me Down」はアコースティックギターで始まるキャッチーなナンバー。
と結構よさげな曲が豊富にあります。
最近のヘヴィ&ダークとは一線を画す、ナイスなアルバムです。
