暗黒物質同様、自身で何も放射も反射もしないため観測不能でありながら存在が予測される星間物質。
極微小な素粒子と想定されているが、単独で存在する事はなく集合体として存在する。


素粒子状態での恒星物質は周りの恒星物質と急激に結合し、恒星物質集合体を形成する。
その後、集合体は周りの星間物質を集め始め、自身を守る殻とする。
殻の大きさは恒星物質集合体の大きさに比例し、おおむね100万キロメートル以上となり、いわゆる恒星を形成する。
つまり恒星とは恒星物質集合体を核とした巨大な星間物質の塊と言える。


恒星は核融合反応により膨大な熱量を放出するが、恒星物質はこう言った化学反応には一切関与しない。
そのため、観測では恒星物質の存在を確認する事は出来ない。


恒星である以上、最終的には超新星爆発や超重力崩壊の末に消滅するか、ブラックホールと化すが、恒星物質はこの時の爆発・崩壊のエネルギーの一部を受け取り宇宙空間へ飛び出す。


まれに集合体が離散する事もあるが強力な結合力により瞬時に再集合が行われるため、集合体の要素が欠ける事はまずない。
新たな空間に飛び出した恒星物質集合体は、再び星間物質を引き付けて殻を再生し始める。
恒星物質集合体の大きさ、性質がほとんど変わらないため、再生された殻=恒星の大きさ、性質も以前と同様になる。
つまり、恒星物質集合体は恒星のDNAの役割を果たす事になる。


宇宙創生時からの恒星物質の挙動を検証してみると、ビッグバン直後の超爆発下では恒星物質の強力な結合力もその影響により機能する事ができず、素粒子状態のまま宇宙空間を飛び出すが、一定期間の内には恒星物質間結合力が優り、集合体が形成される。
その時期は全ての集合体においてほとんど同時期と考えられる。


その後、恒星物質集合体の大小により恒星形成までの時間は若干の差異が発生するが、宇宙の歴史を考慮するとその差は無視できる程度となるため、恒星系の形成もほぼ同時と考えて差し支えない。


この中から知的生命体が発生する可能性を考慮すると、知的生命体が存在している時期もほとんど同時期と考えられる。


恒星のライフサイクルはその大きさ、重さにより差異はあるものの、発生が同時期であれば終焉もほぼ同時に起こるため、知的生命体もその際に同じ運命を辿る。


高度に進化し星間航行が可能となった知的生命体であれば、他の惑星への移住により生き延びる事ができると考えられそうだが、母星と同様な環境である惑星が存在する恒星系のライフサイクルは、自身の母星と全く同じであるため、移住先の惑星も死に逝く運命となるため、移住による存命は不可能である。


わずかな可能性としては移動可能な巨大スペースコロニーにより宇宙を放浪する事であるが、生命及び建造物維持のためのエネルギー確保には計り知れない努力が必要となるであろう。


こう考えると、知的生命体はそれが存在する恒星系との運命共同体と言っても過言ではない。


ここで地球人がヒューマノイドタイプの知的生命体と邂逅する可能性を考えてみる。


地球人型の知的生命体が発生・進化するには太陽型の恒星系である必要がある。
恒星系のライフサイクルは前述のように同期を取っているため、今、現在の地球人が同型の知的生命体と邂逅する可能性はゼロである。
なぜなら現在の地球人には恒星間航行が実現できていないからである。


恒星間航行が実現できるまで進化した後であればそれが可能であるかと思われるが、前述のように恒星物質は強力な結合力があるため、近い位置で恒星物質集合体同士が存在していると、お互いが急速に結合し一つのより大きな恒星物質集合体を形成する。


そのためその集合体が作り出す殻=恒星はより巨大な恒星となり、太陽型の恒星系ではありえない。
恒星間航行が実現できる速度が光速以下であれば、それを操る知的生命体が他の同型の知的生命体と邂逅するためにはそれなりの近しい距離でなければならないが、それは上記の理由で不可能である。


ヒューマノイドタイプ以外の知的生命体との邂逅の可能性は少なからず考えられるが、お互いが知的生命体であると認識できる可能性はかなり低いと思われる。
人間が蟻とコミュニケーションを取ろうと思わないように相手側も同様に考える方がありそうだ。


これらの事から、「人類は宇宙に一人ぼっち」という考えはあながち間違っていないと言える。
われわれは宇宙の中の貴重な知的生命体なのかも知れない…
















































という事を、先日病院でもらった抗生物質から連想したのでブログに書いてみました。
これは妄想ですんで信じないでください。

って、いないかそんな人(^^)
あそこがおかしい、ここが変だとツッコミ入れないで下さい。
妄想なんで(^^;