なんと18年ぶりの新作となったトリート「クーデ・グラー~最後の一撃」が発売されました!
18年前のアルバムを持っていた気がしますが、既に今は無く、当時はあまりピンと来て無かったのかも知れませんが、本作は中々良質は北欧メタルを聴かせてくれます。


全体的にレベルが高く、どこからでも聴けるアルバムになってますが、強いてあげれば、
スピードナンバーの②「The War Is Over」、
ミドルテンポの④「Papertiger」、⑩「I'm Not Runnin'」、
ウェット感のあるキャッチーなメロディの⑤「Roar」からスローなバラードの⑥「A Life To Die For」の展開は、ありがちながらも気持ちよく、楽曲のレベルが高いからこそ栄える。
また、明るいスピードナンバーの⑪「No Way Without You」からスローテンポの⑫「We Own The Night」の流れも、同様ではありますが心地よい。
ボーナストラックで、アメリカン・ハードっぽい⑮「Turn The Dial」も中々良い。


ほとんどけなすところが無いくらい粒ぞろいの曲です。
5段階評価をするなら間違いなく4は付けられるアルバムです。
飛びぬけた1曲というのは無いかなぁ、と言うところが若干残念なところかな。


ベース以外は全盛期のメンバーが揃ったそうですが、ヴォーカルのロバート・アーンルンドは伸びやかなヴォーカルを聴かせてくれます。
きっと衰えて無いんでしょう。
これは中々良いですよ(^^)



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