昨日の5/23(日)に行って来ました。


今シーズンの市民会館名曲シリーズはブラームス・ツィクルスと題して4回に渡ってブラームスの楽曲を取り上げます。
今回はその1回目。


曲目は、


①ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15
②交響曲第1番ハ短調作品68


の2曲。


ブラームスと言えば、バッハ・ベートヴェンと並びドイツの「三大B」と称される大作曲家ですが、わたしの場合、ブラームスはほとんど聴いた事がないです。
ブラームスの印象としては交響曲第1番の第1楽章冒頭のような、よく言えば荘厳、悪く言えば重くて暗いというイメージのみ。
今回の2曲も、ピアノ協奏曲第1番は完全に初めて、交響曲第1番は第1楽章の冒頭と第4楽章の有名なフレーズしか聴いた事がありません。
CDも一枚も持っておらず、予習ゼロで臨む、正に勉強のためのコンサートになります。


ところがここで非常に残念な事が…
普段の日曜日はほとんど寝不足で家でゴロゴロしてばかりいる生活なのですが、この日はちゃんとしようと思っていたにも関わらず、結局いつもどおりの体調に。
何とかなるだろうと思っていたんですが、何とかなりませんでした。


会場である中京大学文化市民会館は1972年に出来た老舗のコンサートホールで、今回は前から6列目のかなり前の方だったんですが、音の響きがどうもこもった感じに聴こえます。
普段、良く行く愛知県芸術劇場は1992年に出来たまだ新しいホールですが、そこでは結構良い響きで聴こえますが、音響設計的に前者はちょっと古いのかも?
このせいか、逆にちょうど心地よい程度の音量になったのと、時折、顔にかかるエアコンの風が、若干ドライアイ気味のわたしの眼の乾燥具合を助長して、徐々にまばたきの回数が増え、そのうち瞼を閉じている時間が長くなり、いつしか音楽を聴くことよりも睡魔との闘いが中心になってしまいました。(TωT)

正直、ブログにUPするのをやめようかとも思いましたが、記録を残すのも目的の一つだったので、敢えて書きました。


そんな状況での感想やエピソードですが(;^_^A
①は時折きれいなメロディが流れてくる、まともな状態ならもうちょっと良い印象を受けたであろう曲。
ピアノは小菅優さん。
今日が26歳最後のコンサートだそうです。
アンコールは「メヌエット」?ちょっと良くわかりませんでした。
②は第2、第3楽章が意外と軽快で明るいのでブラームスの印象がちょっと変わりました。
指揮のフィッシャー氏は今回タキシードではなくスーツでしたが、これは市民会館名曲シリーズだから?オケの人たちはいつもと同じ正装してました。
演奏自体は良かったんだと思います。
拍手も盛大でした。


今回の教訓:体調は万全に!


次のコンサートは6/12(土)、「スウェーデン放送合唱団 二大レクイエムの夕べ」と題してモーツァルトとフォーレのレクイエムを名フィル演奏で行われるのを聴きに行きます。
これはしっかり予習の上、体調を整えて出かけたいと思います。

 

お二人ともこの写真と同じ服装でした。
次はもうちょっとちゃんとした状態で聴きたいと思いますm(__)m

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