カナダのバンド、3インチズ・オブ・ブラッドのメンバーチェンジ後の初アルバム。
所見です。
21世紀のアクセプトとか言われてるようですが、アルバム1曲目の歌入った瞬間に「あぁ」と納得。
ヴォーカルのカム・パイプスはウド・ダークシュナイダーを髣髴とさせるようなクセのあるダミ声。
曲もどっちかというとオーソドックスなHMなので、この声なら確かにアクセプトとかU.D.O.を感じさせます。
ただ、カム・パイプスは結構ハイトーンも聴かせるのでそれだけじゃないというところも見せてくれます。
例えば7曲目の「Snake Fighter」や11曲目の「Execution Tank」とか。
スラッシュ的な要素もちょっと入ったり、メロディック・パワーメタル的なところもあったり、意外と懐深い。
面白いアルバムです。
曲に付けてある邦題が微妙な感じ(^^;
なのでちょっと紹介します(曲名そのままなのはスルー)。
1:「Battles And Brotherhood」が「闘いの絆」
2:「Rock In Hell」が「地底からの叫び」
3:「Silent Killer」が「静かなる殺人者」
4:「Fierce Defender」が「猛(たけ)き守護者」
5:「Preacher's Daughter」が「破滅の伝道師」
6:「Call Of The Hammer」が「メタル・ハンマー」
7:「Snake Fighter」が「蛇戦士」
8:「At The Foot Of The Great Glacier」が「大氷河」
9:「All Of Them Witches」が「魔女を燃やせ!」
11:「Execution Tank」が「死刑執行」
13:「Wizard's Islands」が「魔術島」
そしてアルバムタイトル「Here Waits Thy Doom」が「破滅のヘヴィ・メタル」
昔のロックアルバムにはこういったムリヤリな邦題がよく付いてたけど、
最近はこういうのも復活してきたのか?
変なイメージが付かなきゃいいけど(^^;
「蛇戦士」って…
ジャケット見るとゴシック・メタル・バンドみたい
